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教育・研究・就職など、様々な角度から大学をとらえます。【大学最前線トピックス 一覧】

受験時期の健康管理インフルエンザにかからないために
監修:東都クリニック 井上修二先生(2008年12月13日)

 大学受験がピークを迎える頃は、インフルエンザの流行シーズン。今年は新型インフルエンザも加わり、いっそうの注意が必要である。

ウイルスと極力接触しない努力を

 今年流行中の新型インフルエンザは、1970年代に流行したAソ連型と類似のH1N1というタイプで、現在のところ弱毒性といわれている。従来の季節性インフルエンザも新型も、基本的な予防方法に差はない。

 インフルエンザウイルスは、低温と乾燥で感染力が増すため、予防の第1ステップは、居室の適度な保温と加湿。室温は22〜24度、湿度は50〜60%程度であれば、インフルエンザウイルスの感染力を抑えることができる。受験勉強をする際は、部屋を適度な温度と湿度で保つように心がけることが大切だ。

 インフルエンザウイルスと接触しないことも重要。流行時期は人ごみや満員電車を避け、帰宅後は必ず正しい手洗いを実践しよう。石鹸を使って最低15秒以上、手指の間や手首までていねいに洗うことが必要だ。

 マスクは、飛沫感染を防ぎ、ウイルスの付着した手で口や鼻を触らないですみ、喉や鼻を保湿する効果があるため、換気の悪い場所ではある程度の効果がある。

「咳エチケット」も考えて 受験会場など、たくさんの人が集まるところでは、風邪やインフルエンザにかからないようにするだけでなく、うつさないマナーも大切だ。
 

勉強が大変でも睡眠や食事を大切に

 次に予防として重要となるのが体力や免疫力だ。受験勉強で根を詰めることも少なくないと思うが、遅くとも午前0時前には就寝し、受験勉強を朝型に切り替えるのもひとつの方法。

 本来人が寝るべき時間帯に寝ないと、体調をくずす原因となるだけでなく、就寝による体力回復の妨げとなることが少なくない。

 食事面にも気を配ることが大切だ。無理に多くの食品をとる必要はないが、米飯を中心とした食生活を実践すると、味噌汁の味噌や具、野菜の煮物、魚介類など、結果として自然にたくさんの食品をとることが可能となり、免疫力アップが期待できる。

 体にいいからと、特定の栄養素や食品だけを採るような食生活はさけるべきだ。

 しかし、どんなに注意していても運悪く感染することはある。新型インフルエンザの場合は追試を検討中の大学もあるので、あらかじめ各大学や大学入試センターのホームページなどで確認しておくとよい。

【参 照】

◇日本医師会新型インフルエンザ関連情報HP
http://www.med.or.jp/kansen/swine/

◇「頭の良い子ども」をつくる基本食 幕内秀夫著・講談社

◇平成22年度センター試験及び 全国大学入学試験における新型インフルエンザ対応について
http://www.dnc.ac.jp/index.htm

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