2009年夏、僕らは富士山に登った。
延々と続くジグザグの登りや酸素の薄さで胸がバクバク。
正直しんどかったけど、山頂に立ったときのあの感激はもう言葉になりませんでした。
ただ「ヤッター!!!!」と叫ぶだけ。
この夏、皆さんも日本一刺激的なビッグイベントを体験してみてください。絶対に感動しますから。

それまで富士山は眺めるばかりの山で、まさか自分が3776mの頂に立つなんて考えてもみなかった。でも、子供の頃から奥多摩や箱根の山から眺める大きな富士山に、一度は登ってみたいと思っていたーー。
2009年の夏、アウトドアスポーツが大好きな僕らは富士山を目指した。選んだルートは富士スバルライン河口湖口五合目から吉田ルートを登り、お鉢めぐりをして富士山最高峰の剣ヶ峰を制覇して、須走ルートを下るというもの。
同行のゆかりさんは今回が初めて一泊二日の山旅。山小屋ってどんなところなのか好奇心でいっぱいらしい。
当日は東京・新宿から富士急行の高速バスを利用した。河口湖五合目に約2時間30分で着くから、朝もゆっくり自宅をでることができた。体力も充実だ。
吉田ルートの六合目に到着。「すごい!! もう雲の上」。眼下の河口湖を眺めながら興奮気味の二人。でもまだまだすごい感動がこの先に待っていた。八合目。振り返れば「雲海」だ。「遥か遠くに雲から頭をだしている頂はどこの山だろう?」富士山でなければ体験できない壮大な景色。まさに雲の大海原だ。


早朝4時。御来光を見るために皆が山小屋のテラスに集まる。しかしあいにく濃い霧の中。山頂で日の出を拝もうと、すでに3時前に出発していったお客さんもたくさんいるらしい。御来光ってそれほど壮大なイベントなのだ。
6時までゆっくり休んで朝食をしっかり食べ、気を取り直して出発。登り始めると太陽が燦々と輝いてきた。八合五勺。すでに標高3500mを超えているのに額に汗がにじむ。ちょっと空気が薄い感じがする。しっかりと大きく深呼吸を繰り返し、一歩一歩進む。
山頂は朝なのに大勢の登山者でにぎわっている。神社や売店もたくさんありしばし休息。でも、これで終わったわけじゃない。僕らは富士山最標高の剣ヶ峰(3776m)をこれから目指す。
火口跡の外輪、まるでお鉢の縁を歩くようなので「お鉢めぐり」と呼ばれる山頂パノラマコースを周遊。ちょうど吉田ルート山頂の反対側に位置する剣ヶ峰までは約1時間だ。
午前10時30分、ついに日本一の頂を制覇!!
大袈裟だけど、今日は人生という日記の中で特大級の扱い。大人になってこんな感動をもらった事はなかった。富士山ありがとう。