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※掲載の肩書は取材当時のものです。

学習院大学を見守り続け、いま新たな発展を期待する ~学習院桜友会~

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学習院の同窓会組織として90年以上の歴史を誇る学習院桜友会は、さまざまな形で母校を見守りながら、その発展に寄与してきた。本格的なグローバル時代を迎え、大学を取り巻く状況が様変わりする中、今後の学習院大学に寄せる期待について内藤賴誼・学習院桜友会会長が語った。そのインタビューの模様をお届けする。

卒業生の親睦、母校の支援、社会貢献が活動の柱

内藤 賴誼(学習院桜友会会長)

——2011年に創立90周年を迎えた同窓会「学習院桜友会」として、これまでどのような取り組みをされてきたのでしょうか。学習院大学との関係、特に、母校支援という側面でのお話をお聞かせください。

 学習院桜友会は、旧制学習院時代からの伝統を受け継ぐ同窓会組織であり、1921年(大正10年)に親睦を目的とした当時の同窓会を解消して、全卒業生を結集した単一の組織として新たに設立されました。

 現在、学校法人学習院には幼稚園から大学まで8つの学校があり、各学校の卒業生が、学習院全体の同窓会組織である桜友会の会員となります。幼稚園桜友会、初等科桜友会、中・高等科桜友会、大学各学部同窓会、そして学習院女子大学の同窓会組織である草上会も桜友会の一員として数えられます。さらに女子中・高等科の卒業生も桜友会の会員であり、同時に別組織として常磐会と呼ばれる歴史のある同窓会組織が存在しています。

 また北海道から沖縄に至るまで、日本全国に地域桜友会が組織され、ニューヨーク、パリ、ロンドンなど海外の主要都市にも支部があります。加えて、マスコミ、鉄道など業種ごとに活動する職域桜友会が組織されるなど、極めて広範な活動基盤が築き上げられています。

 現在、会員数が約12万人に達する桜友会の活動目的は、卒業生相互の親睦・交流、母校に対する支援、そして社会貢献を3本柱としています。まず卒業生同士の交流としては、毎年春と秋に伝統文化に触れる催しを企画しているほか、年に1度の旅行会も恒例の行事となっています。さらに毎月の月例会では卒業生を招いて講演を行うなど、多彩な交流の場を用意しています。

 母校の支援としては、学習院大学と学習院女子大学の3年生を対象とする「面接対策セミナー」が1991年に初めて開催して以来、23年の歴史を持つ一大行事となっています。これは卒業生がボランティアで講師として参加し、在学生の就職活動に対する指導を2日間にわたって行うもので、大学のほとんどの教室を使うほどの大規模なセミナーです。毎年、入学式前後には「新入生サポートセミナー」も開催します。卒業後10年以内の若いOB、OGを招いて、それぞれの職場や大学4年間の経験などを語ってもらい、これから大学生活を送る新入生の参考にしてもらうという活動を続けています。また、より直接的な支援の形として、学習院の募金活動にもさまざまな形で協力しています。

 そして最後に社会・公益への貢献というところでは、東日本大震災の被災地への援助など、その時々の社会情勢に合わせて支援活動などを行ってきました。また、年一度の開催となる「桜友会特別フォーラム」は、桜友会会員はもちろん地域の方々にも公開しています。過去にはiPS細胞でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授といった各界の識者をお招きするなど、知的好奇心を大いに刺激する催しを広く学外に向けても発信してきました。

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