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第6回読売ホームページ大賞IN北信越2003
TOP読売HP大賞とは?受賞社発表!プレゼント紹介北陸発
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受賞社発表!

 第6回読売ホームページ大賞・イン・北信越のグランプリとアクセス大賞が決まった。二〇〇三年十月末までの応募期間中、企画ページにアクセスしてお気に入りのホームページを投票してもらったもの。グランプリには「室屋長兵衛」、最も投票数の多かったホームページに贈られるアクセス大賞には「道の駅マリンドリーム能生」が選ばれた。

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第6回読売ホームページ大賞IN北信越 グランプリとアクセス大賞が決定しました!

グランプリ 室屋 長兵衛<富山>

自らのルーツ探し

室屋 長兵衛
「室屋 長兵衛」のサイトを見る
http://www.murocho.com/

 江戸中期の一七七二年に創業(同社によると全国で11番目に古い)した山元醸造が、創業二三〇年を記念して今年七月に開設したばかりのホームページ(HP)。

 山元醸造もHP(http://www.yamagen-jouzou.com/)を開設しており、新しいHPは「北陸を中心とした食文化を紹介、自らのルーツを見つめ直す機会にしていきたい」(山本衛社長)と、代々の当主が襲名してきた室屋長兵衛をタイトルにした。

 室屋長兵衛は「ルーツ」をキーワードに思いを込めて立ち上げただけに、極めて中身が濃い。なかでも「室屋ってなに?」は、同社代々の仕事にからめて掘り下げた歴史資料館。創業当時からの商業や世相を調べ、たぶん実際に取材もし、長兵衛さんが考察を加えて解説している。

 連載「発酵の国ほくりく」は、身近な食品に使われている発酵技術を取り上げている。「へえ、この食品も」と先人の知恵に感心させられることしきり。今後、どんな食品、どんな技術が登場してくるか待ち遠しい。「郷土料理ご紹介」はレシピも紹介されており、ぜひ作ってみたい気にさせられる。

 「富山みそのルーツを探る」の越中味噌の作り方を紹介するコーナーでは、「自らの手で『食』を作り出す喜びを味わってほしい。家族で協力して作り上げる素晴らしさをお子さんたちに伝えて下さい」と結んでいる。この「伝えて下さい」こそ、このHPが目指しているところだろう。

 「お客様の声」で書き込まれていた「室屋長兵衛?つまらないHPでは?と思いながら開いたら大間違い! 一気に全ページじっくり読んでしまいました」に共感した。



アクセス大賞 道の駅 マリンドーム能生<新潟>

カニと夕焼け

道の駅 マリンドリーム能生
「道の駅 マリンドリーム能生」のサイトを見る
http://www.marine-dream.net/

 今回アクセス大賞に輝いた道の駅「マリンドリーム能生」は、新潟県能生町の国道8号線沿いにある。

 能生町は全国的に知られるカニの町。この道の駅も、まちの名物のカニと新鮮魚介をセールスポイントにした。もう一つ、同施設から見る夕日も#р閾。晴れた日には、日本海へのダイナミックな日没を楽しませてくれる(この一帯は県の「日本海夕日ステーション」に指定)。

 TOPページの「ここは夕日天国」をクリックすると、芝生広場から見た夕焼けのベストショットが紹介される。ペアで芝生に腰を下ろし、のんびり夕焼けを眺めていたい気分にさせられそうだ。

 また、施設内にある「カニヤ横町」は、カニ漁師が自身で販売する直売所がずらり。中間業者を省くことで、とれたてのカニを手ごろな価格で提供できるという。「鮮魚センター」は、小泊港で水揚げされたばかりの魚介が並ぶ。

 レストラン街も寿司からラーメンまで、カニを使ったメニューを用意した。全国の道の駅の多くが「ドライブ中に休憩などで立ち寄ってもらい、ついでに地元の特産品なども買ってもらおう」としているのに対し、「徹底してカニにこだわり、人気の相乗効果を発揮させることで、カニを目当てに来てもらおう」というわけ。

 なお、ここでは一〜二月や八月末などの禁漁期を除き、ほぼ一年中販売している。ドライブのスケジュールを立てやすいのも、大切なセールスポイントだろう。来られない人向けには、ネット通販も用意している。

 ページの構成は、施設案内が中心。シンプルなつくりだが、掲示板の書き込みなども熱い思いを伝える。



ちょっと気になったサイト ゆのくに天祥(石川)

ネット予約に特典

ゆのくに天祥
「ゆのくに天祥」
のサイトを見る
http://www.yunokuni.co.jp/tensyo/

 多彩な館内施設、宿泊プラン、料理案内、各種サービスなどの情報を調べやすい。

 ポイントは、その後。調べていると、もっとぴったりのプランやサービスを発見することが少なくないのである。「こうすれば、もっと喜んでもらえるのでは…」と、次々新しいサービスが開発されているからだろう。

 また、HPから宿泊予約すると、関連施設「ゆのくにの森」の入場券をプレゼント。還暦祝いや記念日プランにも、インターネット予約特典を設けた。Q&Aも充実。こうしたサービスも、HPへのアクセス増につながっている。




ちょっと気になったサイト ますの寿しの植万(富山)

幻のますの寿司

ますの寿しの植万
「ますの寿しの植万」
のサイトを見る
http://www.ueman.co.jp/

 TOPページに「名水の里黒部でとれた最高のコシヒカリを、がんこ職人が手作りで仕上げた」とある。

 実際にもすべて手づくりなので、生産量が限られる。通常なら富山空港などで「富山の観光土産」としての販売を考えるところだが、長年、地元でしか販売していない。そのため『幻のますの寿司』と言われてきた。

 それがネット通販を開始したことで、全国から注文が来るようになった。米と米の間にもう一枚マスをはさんだ新商品も好評。味わいのコクが高まり、切り口の華やかさが人気を呼んでいるという。




ちょっと気になったサイト 雨晴温泉 磯はなび(富山)

シーサイドビュー

雨晴温泉 磯はなび
「雨晴温泉 磯はなび」
のサイトを見る
http://www.isohanabi.jp/

 TOPページで最初に表示されるのが、国定公園雨晴海岸の雄大なシーサイドビュー。これが朝焼けの立山連峰に変わり、満月の夜に沖でゆらゆら揺れる漁り火になり、晴れた日の水平線上に浮かぶ立山連峰に変わる。部屋の窓から見える景色を、ムービーで見せてくれたわけだ。

 同温泉は、雨晴海岸の高台に建つ。富山湾の旬にこだわった料理と自慢の天然温泉に、雄大な景観の魅力がプラスされるというわけ。ゆったり流れる時間を楽しませてくれそう。ペアやグループでの利用のほか、披露宴などもOK。まずはHPでチェックを。




■審査を終えて

カギは「こだわり」

 グランプリの「室屋長兵衛」とアクセス大賞の「道の駅 マリンドリーム能生」、選外になったが「ます寿司の植万」に共通するのは、『こだわり』だと思う。徹底的にこだわったことで、共感する人たちが集まってくれた。

 「こだわる」のは、内容にもよるが、かつて『オタク』や『ネクラ』と特別視されてきた。少数派だった。

 しかし、ニッチな市場向けの商品であっても、全国から注文が入ってくれば商売になる。それを可能にしたのが、インターネットの普及。適切な情報を発信しておれば、わが家のパソコンから買いに来てもらえる。商環境が大きく変わってきた。

 しかも室屋長兵衛の場合は、「味噌」「醤油」だけでなく、「老舗」「商業」「歴史」などのキーワードでも検索できそう。これを意識しておれば、これまで以上にビジネスチャンスが広がる。

 「ゆのくに天祥」は、徹底して使いやすさを追求することで支持を得た。二〇〇三年末から翌年四月にかけて、ユニークな風呂が完成することも予告している。

■審査員
読売新聞東京本社メディア戦略局長 弘中 喜通
YOMIURI PC編集長 神崎 公一
読売新聞東京本社北陸支社長 柘植 雅俊
企画・制作/読売新聞東京本社北陸広告課

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