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| 発電所の心臓部であるタービン室では、石炭火力発電の仕組みについて学びました。 |
横浜湾岸の一角に建つカラフルな建物と背の高い煙突。それがJ-POWERが誇る最新鋭の都市型石炭火力発電所「磯子火力発電所」です。発電に使う燃料は世界中に豊富に存在する石炭。とはいえ「どうすれば石炭が電気になるの?」という子供たちの素朴な疑問には、大人も興味を抱くのでは? 石炭火力発電とは、石炭を燃やして水を温め、できた蒸気の力でタービンを回して電気をつくる仕組みのこと。1日に燃やす石炭は約5000トンで、年間使用量の約8割は海外から輸入したものを利用しています。
発電所の心臓ともいうべきタービン室では、中に入ったとたんグォングォンというタービンの回転音が聞こえてきました。J-POWERの社員の方によれば「タービンは何枚もの羽根車で構成されていて、これを蒸気の力で高速回転させ、さらに発電機ローターを回転させることで電気を起こします」とのこと。この発電所では、年間で約44億7000万kWh(平成15年度実績値)の電気を発電しており、これはおよそ100万世帯が1年間に使用する量にあたるそうです。わが家の電気がこうやってつくられているなんて、不思議な感じがしませんか。

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| 「運転センター」って秘密基地の司令室みたい! |
タービン室の真上にある運転センターでは、大画面モニターとパソコンを利用した最新式の制御方式が採られています。ガラス張りの室内では、J-POWERの技術者たちがモニターとにらめっこ。発電システムがきちんと作動しているかどうかを常に監視しているのです。
ボイラー塔の屋上には、東京湾を一望できる絶景が広がっていました。目の前に建つ全長200mの煙突から排出されるガスは、最新技術を用いたばい煙処理装置によって有害物質はほとんど取り除かれているそうです。さらに磯子火力発電所では、燃えかすの石炭灰を再利用して肥料やセメントをつくったり、付近の名所(三渓園)から煙突が目立たないように設計するなど、環境や景観を気づかった対策を行っています。
毎日、気軽に使っている電気がこんなにも色々なプロセスを経てつくられている――参加者をはじめ、読者の皆さんがそのように感じてくれることが、明るい電気の未来につながるのです。
| Data 磯子火力発電所 |
| 所在地: |
横浜市磯子区新磯子町37-2 |
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| 発電所出力: |
60万kW (平成21年に新2号機が完成予定/60万kW) |
| 年間発生電力量: |
約44億7000万kWh (平成15年度実績値) (一般家庭約100万世帯分) |
| 運転開始: |
2002年4月 |
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