カザフスタン共和国の北部、アクモリンスク州に位置する首都「アスタナ」は、行政、そしてビジネスの中心地である。100以上の民族が暮らしており、首都の人口は現在も50万人を超えている。州間で市民が移住しているために、現在も人口は増え続けている。都市基本計画によると、2010年までに人口は100万人を超えると推測されている。
アスタナは200年という短い時間の中で、辺境の小さな要塞の未開発の町から首都になり、最終的には独立国家の主要都市となった。首都がアルマ・アタからアスタナに移転したのは1997年のこと、1998年に正式発表された。社会経済的指標、地震活動度、地形、自然環境と集合建築物、労働資源、交通の将来的見通しが評価されたからだ。
1999年、ユネスコはアスタナ市に「平和都市」という高位の称号を与えメダルを授与した。現在多くの国際的分析者はアスタナを極めて中央アジア的と呼んでいる。この政治的、経済的中心である街は、ヨーロッパとアジアを結ぶ独自の橋の役目を果たしているからだ。
アスタナは、観光名所しても期待されている。まるで建築美術館のような街並みは、様々なスタイルの伝統と、現代の際立った建築家の作品モデルが融合している。
記念碑である「バイテレク塔」は、アスタナのシンボルでありカザフ語で「ポプラ」の意味を持つ。金属、ガラス、コンクリートから造られている97メートルのユニークな生命の木である。上部にはカメレオンガラスの直径22メートル、重さ300トンの球を頂いており、これは記録的な高さであり、世界で初めてである。
「バイテレク塔」は、古代の遊牧民の宇宙進化論的イメージが、その位置と建築の構造によって表現されている、まさにカザフスタン人の重要な位置づけであるシンボリックな存在であるということができる。


