自覚症状がない子宮けいがん
対馬 知花さんは婦人科検診を受けていますか。
知花 ちょうど1年くらい前に受けました。結果は問題ありませんでしたが、そもそも検診は、どれぐらいの割合で行かなくてはならないのですか。
対馬 今、特に20〜30代の若い女性の間で、子宮けいがんが急増していて、20年前の約2〜3倍となっています。だから1年に1回は検診に行ってくださいね。
知花 1年はあっという間、忙しいと、検診ものびのびになってしまいそうです。そんなに子宮けいがんは増えているのですか。まだあまりピンとこないですね。
対馬 子宮けいがんは、毎年世界で約50万人、日本では約8000人が新たにかかる病気で、20〜30代女性では乳がんより多いんです。
知花 でもなぜ、こんなに増えているのでしょう。
対馬 子宮けいがんは、ウィルス感染であり、性体験の低年齢化により、感染する機会が増えています。そんな状況だからこそ、定期的に検診していただき、早期発見、早期治療を行ってほしいのですが、日本女性の検診受診率は、とても低く、20%程度。20代の女性に限定したら、もっと低いと思います。ちなみにアメリカの検診受診率は84%なんですよ。
知花 早期発見、早期治療できれば、子宮けいがんは治るのでしょうか。
対馬 子宮けいがんの初期は全く自覚症状がありません。だからこそ検診が大切であり、早期発見できれば、子宮の一部を取り除くだけの手術で、ほぼ100%完治できて、妊娠や出産も可能なんです。
がん検診受診率の比較 厚生労働省「平成21年度女性特有のがん検診推進事業における検診手帳」より

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