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読売新聞社賞(高学年の部)
宮城県 仙台市立荒町小学校5年 木村 友里恵
「生命を守るおまわりさん」
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インターネットで「おまわりさん」という言葉を入力すると、三万二千二百件のデータがあることがわかります。世界中のおまわりさんから、日本の交番のおまわりさんのことまでくわしく調べることができます。私がおまわりさんの仕事について関心を持ったのは私達の荒町小学校の近所で発生した事件のことがきっかけです。昨年、私達の学校の近所の家にナイフを持った強盗が入り、犯人はナイフを持ったまま逃げていきました。
私達の学校では事件の発生を知って、児童全員が校庭に集まり、地区別のグループに別れて集団下校をすることになりました。
一番先頭には先生がいて私達の帰り道を守ってくれました。昨年、六月八日に発生した大阪の池田小学校での殺人事件の後、私達の学校では事件が起きた時の場合に備えて集団下校の訓練をしていました。
だから、ナイフを持った強盗事件が学校の近所で発生した時にも、前に訓練をしていた通りに行動することができました。
前の訓練の時と違っていたのは、町の中におまわりさんやパトカーがいっぱいいたことです。私は、みんなで一緒に帰る時に、もしナイフを持った犯人が私達をおそってきたらどうしようと考えました。でも、おまわりさん達が守ってくれていることを知って安心しました。私は、おまわりさんという言葉と安心という言葉が一緒になっていると思いました。そこで、私はおまわりさんの仕事についてインターネットで調べようと思ったのです。
インドの北部ウッタルプラデシュ州の考古学の好きなおまわりさんは、泥棒を追いかけている最中に四万五千年から二万五千年前の古い「どうくつ壁画」を発見しました。
アメリカの町では、お葬式があるとその先頭にパトカーがついて車が渋滞しないようにしています。世界中にはいろいろなおまわりさんがいることがわかります。
私の町にもすてきなおまわりさんがいます。
今年の夏の日、近所の河原町郵便局向かいの家の前に人がいっぱいいて、おまわりさんが立っていました。きっと、その家に泥棒が入ったのだと思いました。ところが、もう一人のおまわりさんが家の庭の木にはしごをかけて登っていくと枝が大きくゆれていました。
私は犯人が木に登って行ったので、おまわりさんが追いかけているのだと思いました。
すると、周りの人が、「おまわりさんがヘビをつかまえに木に登っているんだよ」と教えてくれました。おまわりさんは、ナイフを持った犯人を追いかけたり、ヘビをつかまえるために木に登ったりという危険な仕事をしているということを私は実際に知りました。
おまわりさん達のおかげで、私達は安全な町の中で、生命が守られ安心して生きていることができるのだと私はわかりました。
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