寺尾悟(てらお・さとる) 1975年7月25日生まれ、30歳。小学校3年生からアイスホッケーを始め、4年生の時にスピードスケートの靴を初めて履いて、そのスピード感に惹かれショートトラックに転向。中京大学社会学部を卒業後1年間体育学部での研究生を経てトヨタ自動車に入社。リレハンメル、長野、ソルトレークシティーに続き、トリノ日本代表選手。4回目のオリンピック出場となる。
スケート/ショートトラック男子・寺尾悟選手
寺尾選手は、今回のトリノで4回目の冬季オリンピック出場となる大ベテラン。今年からビデオ判定が導入されたショートトラック競技で、「4回目の正直でメダルを狙う」と語る同選手に、抱負や意気込みなどを聞いた。
――不可解な判定で失格させられたソルトレークシティーオリンピックでの1000m準決勝を振り返っていただきましょう。
「周りの人が思っているほど、僕はあまり気にしてはいませんでした。ショートトラックというのはある意味、判定でそうなる部分はあって、僕らはそれを踏まえて競技をしているので、もう仕方ないと割り切るしかありませんでした。特に、あれはオリンピックでも最初の種目だったので、とにかくあまり次には引きずりたくないと思っていました。
ただ、複数の選手があんなスピードで滑っているところを、審判の目だけで判定するのはどう考えても不可能だと考えていたので、その後、ビデオ判定が導入されて、やっとショートトラック界全体が一歩進歩したと言えると思うので、そういう意味ではいい布石になったのではないかとは考えています」
――リレハンメル、長野、ソルトレークと3大会連続でオリンピックに出場している寺尾さんですが、そんな寺尾さんにとってオリンピックとは何でしょう。
「何度出てもまた行きたくなる場所かなと思います。いい結果が出たにしろ、悪い結果になったにしろ、国内の大会や世界選手権とはまったく雰囲気の違う世界で、あの中のリンクに立って滑れるというのは最高に幸せです。
だからプレッシャーよりも、そちらの幸せの方が上回るかなという感じはします。ソルトレークで1万何千人というお客さんをぱっと見たときに武者震いのような感じがあって、あの感じはあそこに立たないと分からないのではないかと思いますね」 【 次へ >> 】
(JOC企画スポーツラジオ番組「MY OLYMPIC」より抜粋)

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JOC企画スポーツラジオ番組「 MY OLYMPIC」。 |
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