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キャンパスナウ

▼2017 盛夏号

NEWS REPORT

アト秒レーザーで位相を分けた

電子波動関数の直接イメージングに成功

本研究成果は、2017年6月16日(現地時間)発行の米国科学誌『Science』に掲載されました

 理工学術院の新倉弘倫教授は、カナダ国立研究機構、独マックス・ボルン研究所と共同で、アト秒レーザー(高次高調波)によるネオン原子の光イオン化過程で生成した、ほぼ純粋なf-軌道電子(電子波動関数)の密度分布と、その位相を分けた波動関数に相当するイメージの直接測定に成功。イオン化した電子波束がどのような位相と振幅を持つ波動関数から成っているかを同定する方法を開発しました。

 原子・分子や電子などの極微の物質は波動関数で表されます。電子波動関数の自乗はその領域に電子が存在している確率を表しますが、波動関数そのものは複素数で記述され、振幅と位相によって特徴付けられています。直接の測定は困難でしたが、今回の研究により電子波動関数とその変化のイメージングを元にした新たなアト秒テクノロジーの発展が期待されます。

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