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教育

▼スタディ・アブロード―世界から早稲田へ―

日本に「戻りたい」と思い続け、ついに留学
大好きな日本で過ごす、幸せな日々

カロリナ・フィアヨス オリベロス/大学院先進理工学研究科 博士後期課程 2年

~スペインから日本へ~ 着物、結婚式…日本ならではの毎日

初めて日本を訪れたのは2005年

 私が初めて日本に来たのは13歳のときの家族旅行でした。小さい頃からスペインのカタルーニャで現地でも人気のある日本アニメを見たり、日本の音楽を聴いたりしていたものの、日本語や日本文化についての知識はあまりありませんでした。

 その後、徐々に日本(特に東京)が大好きになった私は、「将来また日本に戻りたい!」と思うようになりました。そして、17歳からカタルーニャ州の州都であるバルセロナにある日本語学校に通い始め、夏休みに勉強のため東京を訪れたことも2回ほどありました。しかし、専攻していた生物学やその他の勉強が忙しかったこともあり、日本語があまり上達しませんでした。そこで、バルセロナ大学で遺伝学の修士課程を修了した後、1年間ほど日本で日本語の勉強をすることにしました。そして、その1年間で早稲田大学の英語で学位を取得できるという国際コースについてさまざまな情報を得て、昨年の4月、先進理工学研究科の博士課程に入学しました。

所属する大島登志男研究室の歓迎会にて

 日本に来てからスペインにいる家族や友達、スペイン料理が恋しくなるときもありますが、幸せな日々を過ごしています。好きなバンドのライブへ行ったり、着物を着たり、日本の結婚式に出席するなど…本当に素晴らしい経験をたくさんしています。また、日本で学んでいることは、より良い将来を築くためにとても役に立つと思っています。

バルセロナから来た友達と広島の宮島へ(右が筆者)

スペインにいる家族(手前右が筆者)

~日本に来て驚いたこと~

日本語学校の卒業旅行(右から2番目が筆者)

 留学する前に何度も日本を訪れていたこともあり、サポートしてくれる友人がいたので、大きなカルチャーショックを受けることはありませんでした。ただ、いまだに驚くことはあります。例えば、スペインの電車の中では電話をかけたり、大声で話す人を見掛けるのは日常茶飯事ですが、日本の電車の中はとても静かで大声で話す人を見掛けることはほとんどありません。

 ただ、文化の違いや言語の理解不足のせいで誤解を招く状況はありました。日本人は外国人がとてもオープンでフレンドリーだと思うからか、私に対してプライベートな質問をしてくることがよくあります。最初は少し違和感があったのですが、いろいろ聞かれる理由は仲良くなりたいからだと気付き、それからは違和感がなくなりました。

 また、外国文化に対する日本人の好奇心にも驚きました。代々木公園などで行われるラテン文化に関するイベント「Cinco de Mayo」に多くの日本人が参加しているのを見たときは、とてもうれしくなりました。

 私の故郷、バルセロナでも毎年日本文化に関するイベントがいくつか開催されています。一番大きいものは20年以上前から行われている日本マンガのイベントです。また、最近では夏になるとバルセロナの海岸で、バルセロナ在住の日本人がとても面白い夏祭りを開催しています。イベントを通じて私のように日本を好きになる人が増えるといいなと思っています。

バルセロナで開催される夏祭り

子どもから大人まで楽しんでいます

(提供:早稲田ウィークリー

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