ニュース 速報 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
現在位置は
です

クルマとエコのなるほどBOX

特集

本文です

大人かわいい! ホンダ Fit She’s登場!

女性がリードして開発したクルマ

今回試乗したのは、ハイブリッド・シーズ。ボディーカラーは、ピンクゴールド・メタリックII

 女性ドライバーが増えるにつれ、これまでもいろんなメーカーの女性仕様車が誕生してきました。そのほとんどは、特別仕様車として期間限定で生産されたものでした。

 今回ご紹介するFit She’s(フィット・シーズ)も、最初はそうだったんです。初代フィットと比べ、2代目フィットはややスポーティーな印象が強く、近寄りにくいと思っている女性もいるらしいとのデータをもとに、2010年5月、女性をターゲットとする特別仕様車として誕生しました。その時は期間限定だったのですが、ものすごく評判がよかったので、今回、フィットのマイナーチェンジに合わせて、カタログモデルとして登場することになりました。

 フィット・シーズが他の女性仕様車と違うところは、開発陣に女性が加わったのではなく、女性が中心となって男性陣を動かしたことです。

 クルマの魅力を感じるポイントは人それぞれ。そうした中、空間とか雰囲気とかを楽しみながら、機能もしっかりというのは、女性にとってモノを選ぶ上でかなり大切な、気になるポイントなんです。

落ち着きのある大人の雰囲気がある室内のあちこちにピンク色があしらわれ、「大人かわいい!」を演出した室内

 ところが、これまで生まれた女性仕様車のほとんどは、男性が想像した、女性がカワイイと思うクルマだったので、女性の感覚とは微妙に違ったんですね。今回のフィット・シーズでも、女性の感性を男性開発陣に伝え、納得してもらうのが、いちばん大変だったんだそうです。でも、妥協を許さない女性開発者たちのおかげで、女性が直感的にカワイイッ!と思えるクルマに仕上がっています。

 きっと奥様や彼女、女友達も、カワイイッ!と反応すると思うので、ぜひ聞いてみてくださいね。お誕生日やクリスマスのプレゼントを選ぶ上での参考にもなると思いますよ〜

注目はインテリア 「大人かわいい」があちこちに

 今回のシーズのテーマは「大人かわいい!」です。

 フロントグリルやリアライセンスプレートガーニッシュをはじめとするエクステリアのシーズ専用装備はもちろんですが、注目はインテリアです。何といっても、ピンクの色合い、とり入れ方、使う分量が絶妙なんです。

フロアマットも、フィット・シーズ専用でピンク色があしらわれている
フロントドアガラスも紫外線を約99%カットするという
オートエアコンの温度表示周りのリング、エアコンの風の吹き出し口のルーバー調整、シフトレバーのステッチなどに、ピンクが使われている
市街地の混雑した道路でも、フィットは、女性にも運転しやすい視界のよさと小回りのしやすさがある

 シートはベースがブラウンですが、ピンクゴールドが上にまぶされたようなアクセントを施した生地で仕上げられています。ピンクのステッチが効いているんですよね。そして、フロアマットもシーズ仕様です。ピンクのリボンを斜め掛けすることで、プレゼントのような雰囲気を演出しています。

 さらに、メッキ部分のピンクゴールドが、アクセサリーみたいでオシャレなんです。エアコンの温度調整や吹き出し口などのメッキ部分って、通常はシルバーメッキですけれど、大人かわいいということで、シャンパンゴールドがかったピンクメッキが採用されています。ちなみにこのピンクメッキも、太さによって色の味や濃さの出方が違うので、パーツごとに微妙に色合いを変えているんですって。だから全体的に統一感のあるピンクゴールドにまとまっているんですね。

 機能としては、女性にとっていちばん気になる日焼けを防ぐために、フロントドアガラスには紫外線を約99%カットしてくれるというガラスを採用。フロントウインドーガラスには、紫外線カットに加え、ジリジリとした暑さを防いでくれるガラスを採用しています。猛暑の日には心強いですね。

 続いては、高濃度プラズマクラスター付きフルオートエアコン。イオンの効果で浮遊カビを除菌し空気をキレイに、さらに防臭効果も持っているのはもちろんのこと、お肌のツヤ、ハリ、キメを整える美肌効果も備えているそうなんです。

 そしてもうひとつ、花粉やダニにも対策効果がある、アレルクリンシートが採用されているのもうれしいポイントです。

 実は、この3つすべて備えたクルマは、フィット・シーズがはじめてなのです。女性にとってうれしい装備なのは言うまでもありませんが、実は男性にとってもあったらいいな〜と思える装備のような気がするんですけど…いかがでしょう?

男性にだってオススメの一台

 男女を問わず、自分の部屋は、お気に入りのものを飾るとか、自分の感性にあった過ごしやすい空間にしたいですよね。また、携帯電話にあれだけ多種多様なデザインがあるのも、老若男女問わず、お気に入りのものを持ち歩きたいからだと思うんです。クルマだって同じ。しょっちゅう乗り換えられないものだからこそ、お気に入りのものを手に入れたいですよね。

 フィット・シーズは、1.3Lのガソリンエンジンモデルのほか、フィットハイブリッドにも設定されたので、選択の幅がより広くなりました。価格は140万円(消費税込み)から。

 ピンク好きの男性にはもちろんですが、ブラウンやホワイト、ブラックといったボディーカラーもあるので、男性だってオシャレにキメることができそうです。さらにフィット・シーズの機能が欲しいから選ぶっていう男性がいてもおかしくありません。

 「そんな男性も、大歓迎です〜」と、開発した女性たちもおっしゃっていたので、自信をもって「フィット・シーズに乗ります」って言ってくださいね!

スマートキーも、フィット・シーズ専用のピンク色
She’sのエンブレムにも、色や形にこだわりがある

 

 <モータージャーナリスト・竹岡圭>

2012年7月23日  読売新聞)

 ピックアップ

トップ
現在位置は
です