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車は借りる方がお得!?

時間貸しレンタカーは、人の送迎などに使われているという(東京・銀座の日進レンタカーで)

 レンタカーのプランで、1時間1000円の“時間貸し”や、週末限定で割安な料金設定など、日常生活でも使いやすいものが登場している。

 ◆「定期券」も登場

 ちょっとした用事や週末の遠出くらいしか車に乗らない人には、保有するより得することも。ライフスタイルに合わせて利用を検討したい。

 「2、3時間ほど借りられますか」。今年3月にオープンした日進レンタカーの東京・銀座営業所には、こうした短時間の利用が1日10件前後あるという。

 首都圏に24営業所を持つ同社は、軽乗用車から1300ccクラスまでを、1時間1000円で借りられる「1000円レンタカー」を昨年10月に始めた。

 同社専務の富田純正さんは「都心では顧客の送迎や荷物運搬、郊外では買い物客の足にと、ちょっとした用事の際、気軽にレンタカーを利用しているようです」と話す。

 中・大型車にも時間貸しの設定があり、ベンツEクラスも1時間4000円で乗れる。「高級車の購入を検討している人が、試し乗りに使うこともあるようです」と富田さん。

 オリックスレンタカーは土曜、日曜、祝日の利用に限って、乗り放題の「定期券」を販売している。

 1800ccクラスまでを利用でき、1か月定期は保険料込みで3万7590円。より割安な3か月、6か月の定期もある。首都圏と近畿圏の営業所で取り扱っている。

 マツダレンタカーも金曜夕から月曜朝までの利用を1回とカウントし、3か月間で4回利用できる「週末RENT車パック」を扱っている。1300〜1500ccで3万5700円(保険料込み)だ。

 1300ccを2泊3日で借りた場合の通常料金は2万2050円(同)で、2回使うと元が取れる計算。

 ニッポンレンタカーにも、金曜午後5時から月曜午前9時までを2日分の料金で借りられるプランがある。

 レンタカー各社が用意しているプランの多くは車種を選べず、契約した営業所でしか使えないなどの制約がある。自動車の使用頻度や用途によるが、上手に使えば保有するより経済的だ。

 オリックスレンタカーは、1800ccクラスの新車(200万円程度)を6年間の分割払いで購入した場合、金利や自動車保険、税金、駐車場代などで月7万5300円かかると試算。広報担当者は「週末や休日に乗ることが多い人なら『定期券』を使えば半額以下で済む。レンタカーの営業所が自宅近くにあれば、マイカー代わりとして使うことも可能です」と話す。

 ファイナンシャルプランナーの永田耕治さんは昨年3月、茨城県から都内に引っ越した際、マイカーを手放した。その代わり月2回程度、レンタカーを使い、出費は年間約25万円。「私は通常料金で利用していますが、年間約33万円かかった所有時に比べ、8万円も浮きました。たまにしか乗らない人なら、レンタカーの利用が家計の節約につながるはず」と話している。

(2005年6月3日  読売新聞)