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コモンレールシステム
燃料を高圧化 不完全燃焼防ぐ
軽油を自然発火させるディーゼルエンジンは、どうしても不完全燃焼を生じやすく、NOxやPM・黒煙の排出量が多くなる。高出力で爆発力が強い分、騒音や振動も大きい。この弱点の克服に大きな役割を果たしたのが、コモンレール(蓄圧装置)システム。乗用車用の技術は自動車部品の世界最大手、独ボッシュが1997年に開発した。 ディーゼル燃料を高圧ポンプで1400〜1600気圧程度に高めてレール内にため込み、運転状況に応じて適量をピストン内に噴射する。高圧にすることで燃料を微粒子にして、不完全燃焼を防ぐ。1000分の1秒に数回という精密さで燃料噴射のタイミングを電子制御し、騒音や振動も低減する。 この仕組みによって、PMの排出量は約87%も減った。新たな触媒やフィルターの開発も進み、規制も強化される。2009年にはディーゼル車の排ガスはガソリン車と同程度まで浄化される見通しだ。 (2005年12月11日 読売新聞)
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