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ヤワラちゃん、アテネ間に合った…左足首70%回復


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笑顔で順調回復をアピールする谷亮子選手(講道館で)
笑顔で順調回復をアピールする谷亮子選手(講道館で)

 アテネ五輪で連覇を目指す柔道女子48キロ級の谷亮子(トヨタ自動車)が4日、講道館(東京都文京区)で記者会見を行い、痛めている左足首について、「今、70%ぐらい治っている。7歳から練習してきた貯金もあるので自信もある。戦略を持って畳に上がりたい」と、順調な回復をアピールした。

 女子のエースが、何とか間に合った。この日から始まった調整合宿。晴れやかな笑顔で現れた谷が、力強く宣言した。「皆さんに心配して頂いたことが、やる気に変わった。連覇をしにアテネに行きます」

 アクシデントが襲ったのは、本番まで約1か月後に迫った7月12日。畳のすき間に足を挟んで転倒、左足首をひねり、腓(ひ)骨筋腱損傷と診断された。歩くことさえできない日々が約10日間も続き、「このけがを理由に、(五輪を)あきらめたら楽かなと思った……」。全治2、3か月という診断もあった大けが。強い痛み、なかなかひかない腫れ、内出血に、普段は強気な選手も弱気になりかけた。

 だが、カイロプラクティックを施す父の勝美さんら周囲の支えが、驚異的な回復を呼んだ。馬肉を患部に張るなどして、ひたすら我慢。一方、上半身などのトレーニングは怠らず、痛めた部分を除けば、万全の状態で合宿に合流した。

 柔道着を着て練習を再開したのは数日前。この日の練習は、他の代表選手とは別に行われ、報道陣には非公開。負傷後は初めての乱取りも行い、気合いの乗った声は廊下まで響いた。担当の出口達也コーチも「見た感じでは動きもいいし、技も切れている」。女子48キロ級の試合は、14日。楽観はできないが、アテネに向けて視界は少し開けてきた。

 (2004/8/4/22:46 読売新聞 無断転載禁止)


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