同時テロ、イラク戦争と激動する国際情勢の中で開催された五輪は、軍事力に守られ、つかの間の“平和”のうちに幕を閉じようとしている。五輪のふるさとで開催された大会は、ドーピングなど現代の病巣を改めて浮き彫りにし、スポーツの下に世界が集うオリンピック精神の原点を問うことにもなった。