オリンピック物語
第七部 五輪と金
五輪商業主義がどう生まれ、変容する時代の中でどんな未来を迎えようとしているのか。最終章の第7部では、「五輪と金」を検証する。(アテネ 結城 和香子)
第六部 ドーピング
第五部 アマとプロ
第四部 女性の戦い
1896年の第1回アテネ五輪に参加を許されなかった女性たちが、今のような五輪の片方の主役の座を占めるまでには、数多くのドラマがあった。長く中断された女性の陸上中距離種目から性検査まで、第四部では、女性が跳び越えて来た歴史のハードルを描く。
第三部 戦争の影
国際オリンピック委員会(IOC)と近代五輪は、クーベルタン男爵が尽力した発足時から、幾多の危機をくぐり抜けて来た。「百年以上続いたのは奇跡」だと、ある学者は言う。危機の中でも顕著なものが、戦争や冷戦の下で、大会中止やプロパガンダ、ボイコットとなって現れた、政治的圧力の影響だ。その時五輪は、生き残りをかけてどう動いたか――。
第二部 近代五輪
オリンピック物語第二部は、現在に続く近代五輪が、どのように始まり、どんな難問を越えて実現にこぎ着けたかを、知られざる「秘話」を交えて探る。
第一部 古代五輪
オリンピック。古代ギリシャで培われた伝統と、1896年に復興された近代五輪のたどった足跡は、現在の「世界最大のイベント」としての商業五輪からは想像もつかないような、さまざまな時代の素顔を秘める。2004年夏、五輪が108年ぶりに発祥の地ギリシャに里帰りするのを機に、五輪の歴史を見つめ直してみたい。最初のシリーズでは、古代五輪が、1100年の歴史の中で、いかに変質し終焉(しゅうえん)を迎えたかを、近代五輪と比較しながら考える。(ロンドン支局・結城 和香子)