フジ1474億円負担 ライブドアと和解
ニッポン放送 子会社化 増資引き受け 提携合意
フジテレビは5月23日付で、ニッポン放送の発行済み株式の32・40%分を保有するライブドアの子会社ライブドア・パートナーズを買収する。さらに、企業グループの再編を後押しする産業活力再生特別措置法(産業再生法)を使うなどして、ライブドアや一般株主から残りのニッポン放送株を1株あたり6300円で全株買い取り、9月1日付でニッポン放送を完全子会社化する。 業務提携は、「業務提携推進委員会」を設置し、定期的な協議を行う。ライブドアの堀江貴文社長は「6か月以内で成果を出したい」と意欲を見せたが、提携の具体像は依然として不透明なままだ。 18日記者会見したフジテレビの日枝久会長は、「株主、視聴者、従業員などへの影響を考えると、経営的には満足できる」と、合意内容を自己評価した。ただ一方で、ライブドアからのニッポン放送株買い取り価格が、フジテレビが同放送に対して実施したTOB(株式公開買い付け)での買い付け価格(5950円)を上回ることには、「TOBに応じてくれた株主に対し、忸怩(じくじ)たるものがある」と述べた。 堀江社長は「資本・業務提携を当初の目標通り発表できたことをうれしく思う」と語った。 また、攻防の過程でニッポン放送保有のフジテレビ株を借り受けたソフトバンク・インベストメント(SBI)は、フジテレビとライブドアの和解を受け、「状況に応じて、借り入れたフジテレビの全株式をニッポン放送へ返却する予定だ」とするコメントを発表した。
和解に伴う提携骨子
▽フジテレビがライブドアグループの持つニッポン放送株を全株取得し、ニッポン放送を子会社化 ▽フジテレビがライブドアの440億円の第三者割当増資を引き受け、12.75%を出資 ▽フジテレビの資金負担は総額1474億円 ▽「業務提携推進委員会」を設置
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(2005年4月19日 読売新聞)
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