小口海外送金 格安に 国際協議本格化
手数料 数千円→数百円
協議には、国内からは三菱東京UFJ銀行が参加している。このほか、米JPモルガン・チェースや米バンク・オブ・アメリカ、スイスのUBS、国際的な郵便為替網の「ユーロジャイロ」などが加わっている。 協議では、銀行間でやり取りする送金指示の文書様式や送金時の処理ルールなどの新たな枠組みを作り、コストを下げて手数料の引き下げにつなげる。 対象となるのは、数万円から数十万円程度の小口送金となる見通しだ。海外で稼いだ資金を自国の家族に送金する場合や、海外留学中の子供に親が送金する場合など、数日かかってもより安く送金したいとの要望に応える。 国境を越える海外送金の大半は現在、「SWIFT(スイフト)」と呼ばれる国際的な金融データ通信網を介し、送り手の銀行と受け取り手の銀行間などで送金データがやり取りされている。送金に伴う事務処理が速く、原則として翌日には送金は完了する。 安全性・確実性は高いが、システムを高度化しているためコストがかかり、手数料が割高になっているという。 主要金融機関は今後、送金の限度額などの詳細を詰めると同時に、参加していない他の金融機関にも参加を呼びかける意向だ。日本でも三菱東京UFJ以外の大手行が合流する可能性がある。
(2007年3月5日 読売新聞)
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