野村 損失726億円 1〜6月 米住宅ローン絡みで
決算は大幅増益 ただ、同日発表した07年4〜6月期決算は、投資信託事業の好調などで税引き後利益が前年同期の3・8倍の767億円と大幅な増益となった。 野村は、米国で住宅ローン会社からローン債権を買い取り、投資商品に組み替えて機関投資家に販売、05年8月からサブプライムローン関連商品を手がけた。昨年からローンの焦げ付きが大量発生し価値が下落したため、大幅な評価損と売却損を計上した。損失額は07年1〜3月期決算で414億円、4〜6月期決算で312億円だった。 昨年秋にローン債権の購入をやめ、保有分の転売などで残高を減らし始めたが、「住宅ローン債権の市場が想定を上回るペースで悪化」(仲田正史執行役)して損失が拡大した。 日本の他の主要証券はほとんど同ビジネスに参入しておらず証券業界への影響は限定的との見方が多い。
(2007年7月26日 読売新聞)
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