6社管内で使用率90%超…電力需給一段と切迫厳しい寒波の影響で、全国で電力需給が一段と切迫している。 3日は全国38の観測地点で過去最低気温を更新し、暖房の利用増加などで東北や九州など電力6社管内で電力使用率(午後7時までの速報値)が90%以上となった。九州電力は3日、火力発電所がトラブルで停止して原発2基分の供給力が一時失われ、他電力からの融通でかろうじて電力不足を回避した。東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、各社は再稼働できない原発の代わりに火力発電に頼っており、綱渡りが今後も続きそうだ。 九電の新大分発電所(大分市、総出力229万5000キロ・ワット)は3日早朝、発電設備の配管が凍結して燃料を供給できなくなり、運転が止まった。東電など6社から計240万キロ・ワットの電力融通を受け、需要が供給を上回って突発的な停電になる事態はなんとか避けることができた。九電は昨年12月26日から行っていた利用者に昨冬比5%以上の節電を求める期間が3日で終わったが、今後も節電への協力は求める方針だ。 (2012年2月4日01時53分 読売新聞)
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