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Q 決算どう粉飾?

 投資組合を利用した不透明な買収は、バリュー社だけでなく、ライブドア本体でも5件が判明しており、04年9月期〜05年9月期に集中している。

 いずれも、ライブドアが新たに株を発行して相手企業を買収する手法だが、実際には、ライブドアグループが出資する「M&Aチャレンジャー1号投資事業組合」「JMAMサルベージ1号投資事業組合」が企業を買収し、ライブドアの新株は投資組合に渡る仕組みだった。両組合もやはりグループが支配していた。

 堀江容疑者らは、組合に入ったライブドア株を売却。その売却益をいったんスイス系金融機関の匿名口座や仮名口座に裏金としてプールした後、組合からの配当という名目で、子会社の「ライブドアファイナンス」に還流させていた。

 還流した売却益は、ファイナンス社の売り上げに計上することで、グループの連結決算上も売り上げに計上されたほか、ファイナンス社がライブドアに広告などを発注したように装ってライブドア本体にも付け替えられ、本体の売り上げとしても計上された。

 このほか、ライブドアは、04年9月期決算後に完全に子会社化するため買収交渉を進めていた消費者金融「ロイヤル信販」(現ライブドアクレジット)、結婚仲介サイト運営「キューズ・ネット」の預金などを、同期のライブドア本体の売り上げに付け替えていた。

 こうした三つの手法で粉飾された額は、連結ベースで数十億円に上っていた。

ライブドアグループによる粉飾決算の構図

(2006年2月14日  読売新聞)