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記者が選ぶ


 科学で割り切れない心の世界は、謎が多い。その心に向き合う精神医療を題材に、ベテラン精神科医がエンターテインメント小説を文庫で書き下ろした。 (5月23日)[全文へ]


 事故後、人の姿が消えた福島第一原発の周辺には、多くの犬猫が置き去りにされた。その命を救おうと奔走するボランティアに、同行取材を申し込んだ作家は現地に入り、悩む。彼らは、立ち入りが規制された原発20キロ圏内で活動していたのだ。それは正しいのか。彼らの姿をそのまま伝えれば、逆に迷惑がかかるのではないか。 (5月23日)[全文へ]


 チリ人娘から革命家、フランス外交官夫人、日本人ヤクザの愛人へと絶えず「変身」するヒロイン、ニーニャ・マラ(悪い())と、作家の分身、ニーニョ・ブエノ(良い男の子)が、パリ、ロンドン、東京、マドリードなどで繰り広げる、壮絶な恋愛小説。 (5月16日)[全文へ]


 映画字幕翻訳者の戸田奈津子さんいわく、〈洋画界に籍を置いていて「古澤さん」を知らない人は「もぐり」〉。 (5月16日)[全文へ]


 2016年1月、18歳の青年は、オーストラリアから一隻の船に秘密で乗り込む。 (5月2日)[全文へ]


 マグロ調査船に船医として乗り込んだ体験をユーモアたっぷりに描いた『どくとるマンボウ航海記』の旅の途上、妻となる女性と出会った北さんは、結婚直後に『楡家の人びと』を執筆、女児をもうけ、孫にも恵まれた。 (5月2日)[全文へ]


 いじめられっ子を人気者にしようとする高校生を描き、ドラマ化された『野ブタ。をプロデュース』で2004年にデビューした作家の最新作。真っすぐに恋愛をとらえた6編を収める。 (4月25日)[全文へ]


 今年ほど桜の開花が待たれた春はなかったのではないか。昨年は震災直後で花見どころではなかった。冬の寒さを耐え忍んだ満開の桜に、再生の希望を託したい――。そんな思いで見つめた人も多かったはずだ。 (4月25日)[全文へ]


 百舌鳥(もず)・古市の巨大前方後円墳を始め天皇陵古墳を訪ねるといつも、清掃が行き届いた拝所と立ち入り禁止の看板に、「聖域」であることを感じさせられる。 (4月18日)[全文へ]

 「不謹慎」が服を着て歩いている(服を着ていないことも多いが)お笑い芸人、江頭2:50。そんな彼が昨年の震災直後に福島県いわき市に赴き、自ら救援物資を届けたエピソードはツイッターなどで広く知られることになった。 (4月18日)[全文へ]


 孫文は分かりにくい。「権力は銃口から生まれる」と語った毛沢東のような華麗な戦歴はない。 (4月11日)[全文へ]


 大学卒業と同時に台湾を離れ、15年間世界各地を流浪していた主人公が、沖縄出身の祖母・綾子、母・静子、叔母・心如の苦難に満ちた人生の記憶を、台湾自体の運命や、移民を守護する海の女神とだぶらせながら再構築した家族史。 (4月11日)[全文へ]


 国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産は、芸能や祭礼などの世界遺産と思われているが、異なる部分も少なくない。 (4月4日)[全文へ]


 「無人島に一冊本を持って行くとしたら、『歳時記』」と言ったのは誰だったか。中でもこの1冊があれば、と思わせる歳時記が出た。 (4月4日)[全文へ]


 女性ライターが、口コミを頼りに、見目麗しいお坊さんたちを探し当て、“巡礼”した。全国各地の20〜40歳代の僧侶約40人の写真、プロフィル、信条を載せている。 (3月28日)[全文へ]


 フレーミング効果といってもピンとこないが、おにぎりのような小額商品の場合、「○%引き」と表示するより、「100円均一」と表示した方がよく売れると説明されると、よくわかる。本書は、セブン&アイ・ホールディングス最高経営責任者(CEO)が、セブン・イレブンでの実践例をもとに生きた経済を語る。 (3月28日)[全文へ]


 忍者といえば、タコを使って空を飛んだり、特殊な履物で水面を歩いたりする姿が思い浮かぶが、もちろんそんな人物が実在したわけではない。本書は、そうしたイメージがどこからきたのかを、忍びの里・甲賀の史料をもとに論じる。 (3月21日)[全文へ]


 金融危機や格差拡大の元凶として、グローバル資本主義の是正を求める論調がこのところ目立つ。本書は、市場における「交換」を人間活動の中心とする新自由主義的発想が社会を荒廃させていると指摘、「贈与」の精神を取り戻せと説く。 (3月21日)[全文へ]


 ドイツが昨年6月、2022年までの原発全廃を決めたことは大きく報じられた。 (3月14日)[全文へ]


 鉱物探査の第一人者として、アフリカ、ロシアなど世界を飛び回ったプロの目には、事故収束が宣言された福島第一原子力発電所に忍び寄る新たな危険が見えるという。 (3月14日)[全文へ]




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編集者が選ぶ2011年海外ミステリー

海外ミステリーが傑作揃いだった2011年。各社担当編集者のベスト5を紹介します。

連載・企画

海外ミステリー応援隊【番外編】 2011年総括座談会
世界の長・短編大豊作…やはり新作「007」、「犯罪」不思議な味、北欧モノ健在(11月29日)

読書委員が選ぶ「震災後」の一冊

東日本大震災後の今だからこそ読みたい本20冊を被災3県の学校などに寄贈するプロジェクト

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読売文学賞の人びと
第63回受賞者にインタビュー

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