記者が選ぶ
事故後、人の姿が消えた福島第一原発の周辺には、多くの犬猫が置き去りにされた。その命を救おうと奔走するボランティアに、同行取材を申し込んだ作家は現地に入り、悩む。彼らは、立ち入りが規制された原発20キロ圏内で活動していたのだ。それは正しいのか。彼らの姿をそのまま伝えれば、逆に迷惑がかかるのではないか。 (5月23日)[全文へ]
チリ人娘から革命家、フランス外交官夫人、日本人ヤクザの愛人へと絶えず「変身」するヒロイン、ニーニャ・マラ(悪い
マグロ調査船に船医として乗り込んだ体験をユーモアたっぷりに描いた『どくとるマンボウ航海記』の旅の途上、妻となる女性と出会った北さんは、結婚直後に『楡家の人びと』を執筆、女児をもうけ、孫にも恵まれた。 (5月2日)[全文へ]
いじめられっ子を人気者にしようとする高校生を描き、ドラマ化された『野ブタ。をプロデュース』で2004年にデビューした作家の最新作。真っすぐに恋愛をとらえた6編を収める。 (4月25日)[全文へ]
今年ほど桜の開花が待たれた春はなかったのではないか。昨年は震災直後で花見どころではなかった。冬の寒さを耐え忍んだ満開の桜に、再生の希望を託したい――。そんな思いで見つめた人も多かったはずだ。 (4月25日)[全文へ]
「不謹慎」が服を着て歩いている(服を着ていないことも多いが)お笑い芸人、江頭2:50。そんな彼が昨年の震災直後に福島県いわき市に赴き、自ら救援物資を届けたエピソードはツイッターなどで広く知られることになった。 (4月18日)[全文へ]
大学卒業と同時に台湾を離れ、15年間世界各地を流浪していた主人公が、沖縄出身の祖母・綾子、母・静子、叔母・心如の苦難に満ちた人生の記憶を、台湾自体の運命や、移民を守護する海の女神とだぶらせながら再構築した家族史。 (4月11日)[全文へ]
女性ライターが、口コミを頼りに、見目麗しいお坊さんたちを探し当て、“巡礼”した。全国各地の20〜40歳代の僧侶約40人の写真、プロフィル、信条を載せている。 (3月28日)[全文へ]
フレーミング効果といってもピンとこないが、おにぎりのような小額商品の場合、「○%引き」と表示するより、「100円均一」と表示した方がよく売れると説明されると、よくわかる。本書は、セブン&アイ・ホールディングス最高経営責任者(CEO)が、セブン・イレブンでの実践例をもとに生きた経済を語る。 (3月28日)[全文へ]
忍者といえば、タコを使って空を飛んだり、特殊な履物で水面を歩いたりする姿が思い浮かぶが、もちろんそんな人物が実在したわけではない。本書は、そうしたイメージがどこからきたのかを、忍びの里・甲賀の史料をもとに論じる。 (3月21日)[全文へ]
金融危機や格差拡大の元凶として、グローバル資本主義の是正を求める論調がこのところ目立つ。本書は、市場における「交換」を人間活動の中心とする新自由主義的発想が社会を荒廃させていると指摘、「贈与」の精神を取り戻せと説く。 (3月21日)[全文へ]
鉱物探査の第一人者として、アフリカ、ロシアなど世界を飛び回ったプロの目には、事故収束が宣言された福島第一原子力発電所に忍び寄る新たな危険が見えるという。 (3月14日)[全文へ]
- 『緘黙(かんもく)』 春日武彦著 (5月23日)
- 『おいで、一緒に行こう』 森絵都著 (5月23日)
- 『悪い娘の悪戯』 マリオ・バルガス・リョサ著 (5月16日)
- 『明日に向って撃て!』 古澤利夫著 (5月16日)
- 『氷山の南』 池澤夏樹著 (5月2日)
- 『マンボウ最後の家族旅行』 北杜夫著 (5月2日)
- 『愛について』 白岩玄著 (4月25日)
- 『桜守三代 佐野藤右衛門口伝』 鈴木嘉一著 (4月25日)
- 『天皇陵の誕生』 外池昇著 (4月18日)
- 『F』 松田健次著 (4月18日)
- 『革命いまだ成らず』 譚■美著 (4月11日)
- 『女神の島』 陳玉慧著 (4月11日)
- 『無形文化遺産とは何か』 七海ゆみ子著 (4月4日)
- 『日本の歳時記』 宇多喜代子ほか編 (4月4日)
- 『美坊主図鑑』 日本美坊主愛好会著 (3月28日)
- 『鈴木敏文の実践!行動経済学』 鈴木敏文著 (3月28日)
- 『〈甲賀忍者〉の実像』 藤田和敏著 (3月21日)
- 『資本主義以後の世界』 中谷巌著 (3月21日)
- 『なぜメルケルは「転向」したのか』 熊谷徹著 (3月14日)
- 『地下水放射能 汚染と地震』 江口工著 (3月14日)
- 『決算書の9割は嘘である』 大村大次郎著 (3月7日)
- 『魔法飛行』 川上未映子著 (3月7日)
- 『モーニングサービス』 三田完著 (2月29日)
- 『西洋音楽論』 森本恭正著 (2月29日)
- 『アメリカはカムバックする!』 斎藤彰著 (2月22日)
- 『転落の記』 本間龍著 (2月22日)
- 『銀幕の銀座』 川本三郎著 (2月15日)
- 『火の神話学』 大塚信一著 (2月15日)
- 『北緯43度の雪』 河野啓著 (2月8日)
- 『孫文』 舛添要一著 (2月8日)
- 『ギンギラ★落語ボーイ』 三遊亭白鳥著 (2月1日)
- 『名言手帳』 竹内政明著 (2月1日)
- 『マジメとフマジメの間』 岡本喜八著 (1月25日)
- 『テレビ局削減論』 石光勝著 (1月25日)
- 『韓国近代美術の百年』 金英那著 (11月30日)
- 『みんなの寺のつくり方』 天野和公著 (11月30日)
- 『伝説の「どりこの」』 宮島英紀著 (11月23日)
- 『「本屋」は死なない』 石橋毅史著 (11月23日)
- 『井上ひさしの読書眼鏡』 井上ひさし著 (11月16日)
- 『甦る相米慎二』 木村建哉、中村秀之、藤井仁子編 (11月16日)
- 『計画と無計画のあいだ』 三島邦弘著 (11月9日)
- 『政治家はなぜ「粛々」を好むのか』 円満字二郎著 (11月9日)
- 『平塚らいてう』 奥村直史著 (11月2日)
- 『<時>をつなぐ言葉』 牧野陽子著 (11月2日)
- 『昭和の読書』 荒川洋治著 (10月26日)
- 『流転の子―最後の皇女・愛新覚羅こ生』 本岡典子著 (10月26日)
- 『ジブリの哲学―変わるものと変わらないもの―』 鈴木敏夫著 (10月19日)
- 『平安文学でわかる恋の法則』 高木和子著 (10月19日)
- 『五十鈴川の鴨』 竹西寛子著 (10月5日)
- 『あなたは誰? 私はここにいる』姜尚中著 (10月5日)










































