『銀幕の銀座』 川本三郎著
戦前から、東京のモダンな側面を象徴してきた街・銀座。
この大人の街が効果的に使われている映画も少なくない。昭和を彩った数々の映画を通して、懐かしい銀座の風景をあぶり出そうというのが本書だ。
紹介されているのは、藤山一郎のヒット曲を受けて製作された『東京ラプソディ』(1936年)から、山内賢・和泉雅子のデュエット曲を基にした『二人の銀座』(67年)まで計36本。大怪獣が都心に上陸する『ゴジラ』のような作品が入っているのも面白い。
読み進むうちに、DVDで作品に触れ、風景を確認したくなる。ちなみに本紙の東京本社仮社屋も銀座の6丁目。ここが、加山雄三主演の『フレッシュマン若大将』(69年)のロケ地になっていたことを、最近DVDで初めて知った。(中央公論新社、820円)(増)
(2012年2月15日 読売新聞)
- 『緘黙(かんもく)』 春日武彦著 (5月23日)
- 『おいで、一緒に行こう』 森絵都著 (5月23日)
- 『悪い娘の悪戯』 マリオ・バルガス・リョサ著 (5月16日)
- 『明日に向って撃て!』 古澤利夫著 (5月16日)
- 『氷山の南』 池澤夏樹著 (5月2日)
- 『マンボウ最後の家族旅行』 北杜夫著 (5月2日)
- 『愛について』 白岩玄著 (4月25日)
- 『桜守三代 佐野藤右衛門口伝』 鈴木嘉一著 (4月25日)
- 『天皇陵の誕生』 外池昇著 (4月18日)
- 『F』 松田健次著 (4月18日)
|
|
























