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出版トピック

「東アジア出版人会議」発足

 人文科学や芸術系の書籍に携わる日本や中国、韓国の出版人が集まった「東アジア出版人会議」が設立され、今月5日、初回の会議が東京で開かれた。

 会議は日本から、岩波書店の前社長・大塚信一氏やみすず書房の前社長・加藤敬事氏、平凡社前編集局長の龍澤武氏が参加。設立の経緯について、加藤氏は「OBから見て、バブル崩壊後の日本の出版は閉塞(へいそく)状況にある。東アジアとの交流を進めることで、現在の出版界が外に開くきっかけを作りたい」と語る。

 初回の会議には、中国と韓国からも計11人が参加した。

 次回の会議は来年3月、中国・杭州で開催する予定。今後は、〈1〉国境を超えた出版情報ネットワークの構築〈2〉東アジアで共同出版ができないか〈3〉ヨーロッパより緩やかな著作権の基準を同地域で作れないか――など様々な問題について討議し、交流を深めたいとしている。

(2005年9月15日  読売新聞)