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「ケータイで自分史を書こう」を出版した加藤さん
自分史スーパーバイザーとして自分史の普及と指導にかかわっている岐阜市五坪、日本自分史学会理事加藤迪男さん(73)が、携帯電話で自分史を作るノウハウをまとめた本「ケータイで自分史を書こう」(日本地域社会研究所刊・税別1524円)を出版した。
自分史という言葉が生まれてから30年ほど。加藤さんによると、国内で年間8万冊の本が出版されているが、自分史は流通ルートに乗っていないものを含めると年1万〜2万冊が製作されており、ブームが広がっているという。
自分でパソコンに入力し、製本も手作りすれば安くできるため、定年退職した高齢者などが、自分の生きてきた証しを子や孫に残そうとして書いている人が多い。
ただ、加藤さんは「自分史は高齢者の特典ではない。若い人がブログ感覚で日常生活や自身の考えなどをつづることで、今までの自分を振り返り、これからの生きる指針を示すことができる」という。
そのため、加藤さんは若い人向けに携帯電話のメール機能を活用した自分史づくりを提案する。日々の出来事や写真などを自分のパソコンにメールで送信しておき、たまった文章や写真を整理・編集して製本すればオリジナルのライフヒストリーがまとめられる。
著書では、文章の書き方や写真の撮り方、編集、製本の仕方までを丁寧に解説する。付録として、年別に出来事や世相、はやった歌、映画などをまとめた年表も付いている。
岐阜市立図書館で毎週日曜に「自分史なんでも相談」も受け持つ加藤さんは「自分史には、作り事を入れないという以外は、決まったパターンはない。趣味やエッセー、手紙など好みのスタイルでまとめれば良い」とアドバイスしている。問い合わせは加藤さん(058・248・0168)へ。
(2009年11月18日 読売新聞)
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