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    小学生の列に車 懲役8年の判決 岐阜地裁

     集団登校中の小学生を車ではねて殺害しようとしたとして、殺人未遂罪に問われた岐阜県海津市の無職鷲見晴美被告(69)の裁判員裁判で、岐阜地裁は14日、求刑通り懲役8年の判決を言い渡した。鈴木芳胤よしたね裁判長は「無防備な児童に背後から衝突した行為は、一歩間違えば多数の死者を出し極めて危険で悪質」と述べた。

     公判で弁護側は「被告に殺意はなく、傷害罪にあたる」と主張していたが、判決は「被告は行為の危険性を十分に認識していた」などとして、鷲見被告に殺意があったと判断。一方、検察、弁護側双方が「心神耗弱」としていた責任能力については、「精神障害が犯行の選択や実行に与えた影響は限定的」などとして、完全責任能力があったと認定した。

     判決によると、鷲見被告は昨年6月30日朝、海津市の市道で、集団登校中の小学生の列に乗用車で突っ込み、はねられた児童9人が軽傷を負った。

    2017年11月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
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