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    ウナギ産卵ルート追え 愛知県

     絶滅危惧種に指定されているニホンウナギの安定供給を目指し、愛知県は2018年度、外洋で産卵に向かう「下りウナギ」の追跡調査を行う。生態を解明し、養殖に欠かせない稚魚を増やしたい考えだ。

     ニホンウナギは日本の南約2000キロのマリアナ海溝付近で産卵。孵化ふかした稚魚のシラスウナギは海流に乗り、日本まで北上するとみられている。その後、川にすむウナギが海の産卵場にどういうルートで戻るのかをはじめ、生態には謎が多い。

     県は、産卵を控えた天然ウナギ約200匹を購入し、18年秋、識別タグを付けて渥美湾外で放流。漁業者には捕獲した場合は海に戻し、どこで捕まえたか連絡するよう求めて、回遊ルートの特定や保護につなげたいとしている。予算は約200万円。

     県内の養殖ウナギの生産量は16年で4742トンと、鹿児島県の7972トンに次いで多い。一方、シラスウナギは乱獲などで激減している。

     愛知県は13日、18年度当初予算案を発表した。一般会計は2兆4939億円(前年度当初比1・1%減)で2年連続、前年度を下回った。

    2018年02月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
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