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    猫飼育部屋明け渡し 新たに3匹保護

    ◆名古屋地裁が強制執行

     名古屋市北区の市営住宅で住人の40歳代の女性が多数の猫を飼っていた問題で、名古屋地裁は11日、部屋の明け渡しを命じた判決に基づき強制執行を行った。

     強制執行は同日午前10時から約1時間かけて行われ、裁判所の職員ら約30人が全身の防護服、ガスマスク姿などで作業にあたった。市によると、女性は立ち会ったが、執行する職員らに「申し訳ない」と話して、引き渡しに応じて出て行ったという。

     市が報道各社に公開した3DKの室内は汚物で散乱。床は湿ってもろくなっていたほか、フンが積み上がって強烈な悪臭を放つなど、刺激臭が鼻を突いた。市は今後、女性に修繕費を求める。

     また、この日、新たに猫3匹が室内で見つかった。市動物愛護センターはこれまでに保護した計45匹の新たな飼い主を今後、探す。

     市などによると、女性は昨年2月の入居直後から禁止されている猫の飼育を始めた。近くの住民から鳴き声や、においなどへの苦情が市に寄せられたため、飼うのをやめるよう求めたが、女性が応じず、市は今年1月、地裁に部屋の明け渡しを求めて提訴。3月に請求が認められており、この日が強制退去の期限だった。

    2018年06月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
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