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    三島の肉声テープ、自らの文学の「欠点」語る

    • 1970年11月25日、市ヶ谷(東京都新宿区)の陸上自衛隊駐屯地に乗り込み、演説をする三島由紀夫
      1970年11月25日、市ヶ谷(東京都新宿区)の陸上自衛隊駐屯地に乗り込み、演説をする三島由紀夫
    • 自決9か月前、三島由紀夫の肉声テープ見つかる
      自決9か月前、三島由紀夫の肉声テープ見つかる

     作家の三島由紀夫(1925~70年)が自決する約9か月前、自らの文学観や死生観を肉声で語った録音テープが見つかった。

     自決に向けて具体的な行動を構想し始めた頃の対談で、自らの文学の「欠点」などを約1時間20分にわたって生々しく語っている。三島研究者は「テープの存在は聞いたことがなく、未発表と考えられる」としており、三島の文学と思想を理解する上で貴重な資料となりそうだ。

     テープはイギリスの翻訳家ジョン・ベスター氏(1927~2010年)と日本語で行った対談を収めたもので、東京・赤坂のTBSの社屋内で見つかった。ダビングされたものが資料ロッカーに保管されており、「三島由紀夫とジョン・ベスターの対談」と記され「使用禁止」(放送禁止)扱いにされていたのを社員が発見した。

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    2017年01月12日 18時23分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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