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    第2期 第3講

    光武帝と呉漢~リーダーのあり方

     申し込みはこちらから https://peatix.com/event/333835

    古代中国史小説の第一人者、宮城谷昌光さんが語る乱世を生き抜く 秘訣 ( ひけつ ) とは

     時はおよそ2000年前、一度は途絶えた漢王朝を再建して後漢王朝を建てた光武帝と、彼が最も信頼した武将・呉漢。壮大な天下統一の戦いを描いた渾身(こんしん)の新作「呉漢」(上下巻)が話題の作家・宮城谷昌光さんが第2期第3講の講師を務めます。

     本講座の参加特典として受講生全員に宮城谷さんのサイン入り著書(「呉漢」(上))をさしあげます。(当日来場された方にお渡しします。)

    宮城谷さんからのメッセージ

     光武帝・劉秀の天下平定には14年の歳月を要した。随分長いという印象を受けるが、たとえば周の武王が殷王朝を倒したあとも(はげ)しい反動があり、たやすく天下は鎮まらなかった。新政権が樹立しても、それから十数年は蕩揺(とうよう)がつづく。そのあたりのあやうさとむずかしさを劉秀という英明な皇帝はわかっていたのだろう。かれは大変革を強行しなかった。そのため旧弊を清算できなかったという批判もあるが、無用の流血を避けた点で、人道的であった。

     名家に生まれたわけではなく、教養人でもなかった呉漢は、劉秀のけわしい部分、すなわち武をうけもったが、なぜか両者の信頼関係は堅固であった。呉漢は常勝将軍ではなく、失敗をし、敗北もしたが、劉秀から猜忌(さいき)の目をむけられたことはいちどもなく、亡くなるまで武人として最高位にいつづけた。

     光武帝と呉漢、二人の関係を通して、乱世を生き抜くリーダーに必要とされる資質、またそのあり方を考えてみたい。

    現代に通ずる「リーダーシップ」を考える

     漢王朝を簒奪(さんだつ)した王莽(おうもう)の勢いが衰えると、各地の王族や地方の実力者が「我こそが新しい王」と声を上げ、群雄割拠の状態になりました。混乱や争い、そこから頭角を現すリーダー。時代の幕開けにはいつも大きな変化が起こります。それまでにない価値観や行動規範、何よりも「強い信念」を持つ者たちだけがその変化に対応し、新しい国をかたちづくる英雄となることができます。それは、古代中国でも現代社会でも同じではないでしょうか。

     宮城谷さんは、周の太公望、秦の始皇帝の父とされる呂不韋など、これまでも様々な古代中国の偉人を主人公として取り上げた歴史小説を書き続けてきました。どの英雄にも共通するのは「リーダーシップ」。歴史の大家が考える現代に通ずる「リーダーシップ」とはなんでしょう。

     歴史が好きな方はもちろん、ビジネスの世界で新しい挑戦をしている方にもぜひ参加していただきたい講座です。

    講師プロフィル

    宮城谷 昌光 (みやぎたに・まさみつ)

     1945年、愛知県蒲郡市生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。93年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年、菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文芸春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『草原の風』『三国志』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

    講師 宮城谷昌光氏(作家)
    日時 2018年2月8日(木)19時~20時45分(15分程度の質疑応答を予定)(開場18時30分)
    会場 読売新聞ビル3階新聞教室(東京都千代田区大手町1-7-1)
    定員 100人
    受講料 5400円(消費税を含む)

     ※お申し込みはこちらから

     ※お申し込みは先着順です。定員数に達し次第、販売終了となります。

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    【「大手町アカデミア」これまでの開催リポート】

    • 五木寛之氏の講座(10月27日)
      五木寛之氏の講座(10月27日)

    佐藤雅彦 http://www.yomiuri.co.jp/culture/academia/20171115-OYT8T50048.html

    楠木新 http://www.yomiuri.co.jp/culture/academia/20171115-OYT8T50052.html

    山口昇、香田洋二、永岩俊道 http://www.yomiuri.co.jp/culture/academia/20171208-OYT8T50017.html

    五木寛之 http://www.yomiuri.co.jp/culture/academia/20171208-OYT8T50016.html

     ※講師著書のご紹介

    • 『草原の風(上)』(中公文庫)
      『草原の風(上)』(中公文庫)





     三国時代よりさかのぼること200年。劉邦の子孫にして、古代中国の精華・後漢王朝を打ち立てた光武帝・劉秀の若き日々を鮮やかに描く。

    • 『草原の風(中)』(中公文庫)
      『草原の風(中)』(中公文庫)





     三国時代に比肩する群雄割拠の時代、天下に乱立する英傑と鮮やかな戦いを重ね、天下統一へ地歩を固める劉秀。天性の将軍・光武帝の躍動の日々を描く!

    • 『草原の風(下)』(中公文庫)
      『草原の風(下)』(中公文庫)





     いよいよ天子として立つ劉秀。その磁力に引き寄せられるように、多くの武将、知将が集結する。光武帝の後漢建国の物語、堂々完結!

    2017年12月21日 16時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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