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    文化庁から「日本遺産」に認定された全国各地の文化財・伝統芸能をご紹介します。
    近畿・東海

    「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜【岐阜】

     【概要】戦国時代、岐阜城を拠点に天下統一を目指した織田信長。彼は戦いを進める一方、城内に「地上の楽園」と称される宮殿を建設、軍事施設である城に「魅せる」という独創性を加え、城下一帯を最高のおもてなし空間としてまとめあげる。自然景観を活かした城内外の眺望や長良川での鵜飼観覧による接待。冷徹なイメージを覆すような信長のおもてなしは、宣教師ルイス・フロイスら世界の賓客をも魅了した。信長が形作った城・町・川文化は城としての役割を終えた後も受け継がれ、現在の岐阜の町に息づいている。
    <2015年4月認定。以下は、認定申請書類から引用>< 観光情報は、こちら

    • 岐阜城跡(岐阜市提供)
      岐阜城跡(岐阜市提供)
    • 船上の遊宴文化(岐阜市提供)
      船上の遊宴文化(岐阜市提供)

     戦国時代、織田信長の義父にあたる斎藤道三は井口(いのくち)と呼ばれる城と町を築いた。後にその町を手に入れた信長は、この地を岐阜と名付けるとともに「天下布武」を掲げ、天下取りの夢に邁進する。日本史上、最も有名な人物の一人である彼は、冷徹非道、戦上手、改革者、破壊者等のイメージで語られることが多いが、急峻な岐阜城やその城下で行ったのは戦いではなく、意外にも手厚いおもてなしであった。信長は軍事の力で征服するだけでなく、文化の力で公家、商人、有力大名等の有力者をもてなすことで、仲間を増やしていったのである。

    2017年03月31日 07時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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