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    文化庁から「日本遺産」に認定された全国各地の文化財・伝統芸能をご紹介します。
    近畿・東海

    森に育まれ、森を育んだ人々の暮らしとこころ~美林連なる造林発祥の地“吉野”~【奈良】

     【概要】我が国造林発祥の地である奈良県吉野地域には、約500年にわたり培われた造林技術により育まれた重厚な深緑の絨毯の如き日本一の人工の森と、森に暮らす人々が神仏坐す地として守り続ける野趣溢れる天然の森が、訪れる人々を圧倒する景観で迎えてくれる。ここに暮らす人々が、それらの森を長きに亘って育み、育まれる中で作り上げた食や暮らしの文化が今に伝わり、訪れる者はそれを体感して楽しむことができる。
    <2016年4月認定。以下は、認定申請書類から引用>< 観光情報は、こちら

    天然の森から人工の森へ

    • 吉野川源流ー水源地の森
      吉野川源流ー水源地の森

     奈良県南部の吉野地域に古代から広がっていた豊かな天然の森は、我が国屈指の多雨地帯であり、湿潤であるために多様な植物が密生していた。それ故に、そこで育つ木々が大径になるには他の地域より時間を要して、細やかな年輪と強靱な性質を持っていた。中世までは、そのような森の木を伐採することは、山や森に坐す神仏を祭祀する金峯山寺(きんぷせんじ)などの寺社を造営する必要に迫られた時に限られ、伐採しても自然の回復を待つことが常であった。

    2017年03月31日 08時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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