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    文化庁から「日本遺産」に認定された全国各地の文化財・伝統芸能をご紹介します。
    中国・四国

    森林鉄道から日本一のゆずロードへ-ゆずが香り彩る南国土佐・中芸地域の景観と食文化-【高知】

     【概要】南国土佐の東に位置する 中芸 ( ちゅうげい ) 地域。かつて西日本最大の森林鉄道が駆け巡った中芸は、林業に代わる産業としてゆず栽培に力を注ぎ、今や日本一の生産量を誇っている。木材を運んだ森林鉄道の軌道は、ゆず畑の風景広がる「ゆずロード」に生まれ変わったのである。川沿いや山間に広がるゆず畑を、小さくかわいい白い花、深く鮮やかな緑の葉、熟すとともに濃くなる黄色の果実が季節ごとに彩る景観。ゆず寿司などの風味豊かな郷土料理。中芸のゆずロードをめぐれば、ゆずの彩りに満ちた景観と、ゆずの香り豊かな食文化を堪能することができる。
    <2017年4月認定。以下は認定申請書類から引用>

    • ゆずの収穫風景
      ゆずの収穫風景

     高知市内から東に約50キロに位置する中芸地域。日本三大杉美林の一つに数えられる杉林が広がる急峻(きゅうしゅん)な四国山脈の山並み。そこから流れる安田川と奈半利川の二本の清流には、日本一の天然鮎が泳ぐ。河口には、雄大な土佐湾を背景に、土佐漆喰(しっくい)や水切瓦、いしぐろ(石塀)が用いられた屋敷や酒蔵が建ちならぶ町並みが広がる。この中芸の地を、爽やかな香りで包み、目に鮮やかに彩るのが「ゆず」である。

    2017年03月31日 05時40分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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