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    あのピンク・レディーが再び…「雅雅雅祭」

    • まずはかんぱーい
      まずはかんぱーい

     ()に耳に幸せな「雅雅雅祭」でした。出演は、アニソンシンガーの奥井雅美姉さん(姉と呼んでいるが年下)とSister MAYO(本名は雅世)、そして女優の松野井雅ちゃん。3人の名前に「雅」の文字があることから、このイベント名になりました。

     きっかけは「牙狼」でした。私主催の特撮系俳優のトークイベントに来てくれた仮面ライダーディケイドの井上正大くんが、次のゲストに、牙狼で共演している雅ちゃんを紹介してくれたのです。同じ頃、牙狼に奥井姉さんがゲスト出演して「女優デビュー」し、雅ちゃんとつながりました。そこで、姉さんと雅ちゃんと飲んだのが去年の夏。ここで「雅雅雅ができるじゃん」という話が出ました。そして「雅ちゃんがきれいすぎるから、イベントは私が少し痩せてから」と、訳の分からんことを言う(笑)マヨさんを押し切り、イベント開催が決めました。もともと奥井姉さんとマヨさんとで「雅雅祭」をやったのが2010年4月でしたから、ずいぶん久しぶりです。

    • 姉さんに「派手やなー」と言われた党首の衣装(笑)
      姉さんに「派手やなー」と言われた党首の衣装(笑)
    • 歌う姉さん
      歌う姉さん

     第一部は、自分の代表曲から始まり、色々と「ありえない」歌を歌ってもらいました。コラボならではの場面もいっぱい。マヨさんの「呪文降臨~マジカル・フォース~」では、雅ちゃんが一緒にダンス。完璧で可愛(かわい)いダンスに会場を沸かせました。お返しに、マヨさんは、雅ちゃんの歌う「レッツダンス!ジュウオウジャー」でダンス。これもレア展開です。姉さんやマヨさんは歌手だから、もちろん歌がうまいわけですが、元アイドルだった雅ちゃんの歌もとても可愛く、ダンスもうまい! アイドル時代に出したアニソン「Spicy Days」では、奥井姉さんがとても(うれ)しそうにリズムをとっていました。

    • マヨさんの歌で踊る雅ちゃん
      マヨさんの歌で踊る雅ちゃん
    • 歌う雅ちゃん、カワユス
      歌う雅ちゃん、カワユス

     特撮ソングコーナーでは、そんな姉さんの歌う「爆竜戦隊アバレンジャー」が飛び出し、お客さん、大喜び。武道館や幕張では絶対に聞くことの出来ないレアなカバーです。個人的には、姉さんでもあれを歌う時は、両手でマイクを握りしめて背中をそらせる、あのポーズになるんだと、ちょっと感動してしまった。

    • 恋ダンスを踊る2人
      恋ダンスを踊る2人

     レアといえば、マヨさんが歌うプリキュアというのも。なんと、「まかせて★スプラッシュ☆スター★」を歌ったのです。うちやえゆかさんが、いつもさらりと歌っている歌ですが、マヨさんによると「うちやえ、すげえ、この歌、息できない」とのこと。しかし、この歌を歌うと、なぜかマヨさんも、やさしいおねえさんに見えます(キャー)。

     第一部ラストは姉さんが歌う「恋」にマヨさんと雅ちゃんが恋ダンス! しかも、演奏は特歌でお馴染(なじ)み、IMAJOさんとうっちーさんという豪華さです。紅白歌合戦を見ていた時には、阿佐ヶ谷で、この顔ぶれで、これをやるとは思わなかったけれど、妙にマッチしていた(笑)。

    体が覚えて…いなかった

    • 出番前の緊張のピンク・レディー
      出番前の緊張のピンク・レディー

     そして問題の第二部冒頭。はははは(汗)。

     実は、姉さんと私は2015年夏のZEPP東京で、ピンク・レディーを踊った過去があります。当時、私が著書を出版したばかりで、その本をZEPPで売るために深夜イベントに出演させてもらうことになり、無芸な私に、姉さんが一緒にピンク・レディーをやろう、と言ってくれたのでした。言ってくれたのはよかったのだけれど、練習は大変でした。夜中に自宅で映画「フラッシュダンス」のように汗を飛び散らせながら踊り、「ウォンテッド」の首を回す振り付けをマスターするために1時間首を回し続けて首がもげそうになり、練習していた部屋の前にある桜の木が、鬼気迫るものを感じてか真夏に狂い咲きした、あの汗と涙の苦難の日々…。あの感動? をもう一回、というわけで、今回は、「UFO」を歌い踊りました。

    • UFOを踊りました
      UFOを踊りました
    • 演奏はジョーとうっちーです
      演奏はジョーとうっちーです

     よく、ダンスとか歌とか、体で覚えたものは忘れないというし、ヤクザ映画ではヤクザが情婦に「へへへ。お前の体は俺を覚えているぜ」とか下卑た笑いを浮かべて言ってますけれど、私の体は、残念ながら何も覚えていませんでした。トホホ。というわけで、今回も桜が咲くくらい練習しましたよ。その甲斐(かい)あって、人生2度目のUFO、たぶん完走できた、と自分では思っております。それにしても、ピンク・レディーを見ていた当時、まさか将来自分が、お客様の前で歌い踊ることになるとは思いませんでした。しかも2回も。え? 二度あることは?……三度????

     続く第二部も、歌の取り換えっことか、私の「激流」アルバムの楽曲を皆さんが歌うとか、色々ありました。中でも、白眉は昭和お色気歌謡コーナーでしょう。奥井姉さんは、「自宅に母親が買ったレコードがあった」という夏木マリさんの「お手やわらかに」を熱唱。「あばずれ」とか「こけにして」とかの昭和な歌詞に盛り上がる一同。雅ちゃんは、いわゆる一つの「もらい事故」。年末、私が歌番組で見てしまったために、五月みどりさんの、よりにもよって「温泉芸者」をジョーとうっちーの伴奏で歌うことに(笑)。しかし、雅ちゃん、「じゃぶじゃぶじゃーぶじゃぶ」という突き抜けた歌詞のこの歌を、自分のものにして歌っていました。お見事です。

     そして、MVPはマヨさんでしょう。課題曲は、山本リンダさんの「狙いうち」。マヨさんの、リンダの振り付けの見事なコピー! ジョーとうっちーが「譜面を見ないといけないのに、マヨさんが見たい、あ、でも譜面みなきゃ!の葛藤がすごかった」と終演後語ったほどの名パフォーマンスでした。

    • 狙いうちを歌うマヨさんの成りきった表情
      狙いうちを歌うマヨさんの成りきった表情
    • お客様からの無茶ぶりで、「月刊明星」の表紙ポーズをとる3人
      お客様からの無茶ぶりで、「月刊明星」の表紙ポーズをとる3人

     「美潮を歌う」コーナーで、姉さんが歌ってくれた「15の頃と」(党首の作詞でジョーの作曲)は、もう女神レベルで、喧騒(けんそう)の宴の中で、ちょっと色々思い出し、泣きそうになった党首。姉さん、また歌ってください。

    • 最後はWhite Loveで
      最後はWhite Loveで

     ラストは、全員でSPEEDの「White Love」。女子4人組ということで(笑)。最初はキャンディーズを3人で、と思っていたのですけれど、雅ちゃんにとってキャンディーズは、歴史上の存在であることが判明し、我々、少し世代的にひよってみました。結果、私も一緒に歌うことになったのですが、なんだか楽しかったな。

     2010年以来の開催となった雅雅雅祭となりましたが、すでに、またやりたいと思っています。最初は緊張していた雅ちゃんも、最後はリラックスして、楽しんでいたようだし(だよね? 笑)。ちなみに、これまで決まっていなかった雅ちゃんの呼び名は「みやびん」転じて「オヤビン(親分)」と決まりました(笑)。皆さん多忙だから、そうたびたびは出来ないかもしれませんが、この祭が出演者にとっても、お客様にとっても、来るとほっこりする幸せな場になるといいなあと思っています。

    2017年02月15日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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