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    マスクマンのヒロイン、元はディープなオタク…永田由紀さん

    • もちろんこの日の衣装もイエロー
      もちろんこの日の衣装もイエロー

     所沢での「アニソンひろば」という大役を終え、へろへろのまま今週に突入している党首です。所沢のお話の前に、今日は、先週行った、光戦隊マスクマンのイエローマスクだった永田由紀さんの永田祭のお話です。

     この日、すごく嬉(うれ)しかったのは、由紀さんがお持ちになった幼少期のお写真が、白黒だったこと、というのは半分冗談ですが、同世代を感じ、嬉しかったです。個人祭は最近「昭和ヒロインシリーズ」が続いていますが、牧野美千子さんも大石麻衣さんも、由紀さんも、そして後述しますが、次回の田中澄子さんも、みーんな同世代。昭和に生まれ、高度経済成長期後半の日本を体感し、バブル時代に青春を送り、と同じ時代を生きた仲間の、不思議な連帯感があるのです。出会いの不思議さと素晴らしさを感じながら、ここのところ、司会をやっております。

     そのお持ちになった白黒の写真ですが、なんと、後ろに写る風景は六本木のアマンド周辺とのこと。全く現在とは違って、どこか郊外の町みたいなんですけれど、まさしくそれが昭和の六本木なのです。つっこみどころとしては、自宅が六本木だった、というところでしょうか(笑)。そんな人、初めて見ました、はい(笑)。お嬢さまの由紀さん、当然習い事も、小学校から成城の方にテニスを習いに行ったり、フィギュアスケートを習ったり、とセレブな感じ。テニススクールでは、石原伸晃センセイとご一緒だったそうで、伸晃さんが隅っこの方に写っている珍しい写真を持ってきてくださいました。

     由紀さんと言えば、古くからの「宇宙船」読者なら、宇宙船だったか、そのムック本だったかに由紀さんが「マスクマンのヒロインはオタク」として紹介されていたことを覚えていると思います。私は過去30年間、ずっとその「オタク」がどの程度のことなのか知りたいと思って生きてきたわけですけれど、今回、そのディープなオタク度の一端に触れることができました。特に、高校時代に部活(演劇部だったそうです)をやめてからは、オタク一直線だったそうで、晴海時代のコミケにも行っているそうです。さらに、ボルテスVが好きで、友人とスタジオを訪ね、長浜忠夫監督に面会したこともあるそうです。私の平山プロデューサー訪問もそうですが、受け入れてくれる大人がいた点で、オタクとしてよき時代に生まれたのだなあと思いいます。

    • 語る由紀さん
      語る由紀さん
    • 踊る由紀さん
      踊る由紀さん

     高校卒業を前に、お芝居をしたいと思った由紀さん、まず進んだのは、宝田芸術学園。ここで、歌や演技のほか、ダンスなどもみっちり習いました。この日、田原俊彦さんの「ニンジン娘」を踊って、という謎の無茶(むちゃ)ぶりをしたのですが、想像の1万倍くらい完成度の高いダンスで、ちゃんとステップまで再現されており、感動してしまいました。ちなみに、なぜニンジン娘かというと、ハルカの夏衣装が、オレンジに緑というニンジンみたいな色合いだったから、でした。

    • 謎のマッサージ師ではなく、おにいさんの喜八さん
      謎のマッサージ師ではなく、おにいさんの喜八さん
    • 女子結集で正拳突き
      女子結集で正拳突き

     その後、新聞(残念ながら読売ではなさそうだ)で見つけた(というのは強引に私が決めつけましたが、笑)東映アクションクラブへ入ります。12期生だそうです。先輩には植村喜八郎さんがいるわけですが、当時の喜八さんは、モテモテだったという秘話が披露され、当時の本当にカッコイイお写真も見せていただきました。デパート屋上のショーなどでは、バイオマンのピンクファイブやイエローフォー、チェンジマーメイドなどにも入ったそうです。ヒーローショーといえばお約束の、ヒーローヒロインがやられて倒れてはいつくばって苦しんでいるところに、おねえさんが登場して「みんな~がんばれって応援しよう!」と子供たちをあおるアレ。

     ある日のショーで、それをやっていたところ、スモークがたかれたそうです。「スモークかあ」と思いながら、息を吸ったところ、なんと、息ができない! たかれていたのはスモークではなく、ドライアイス、すなわち二酸化炭素で、はいつくばっている面の中を二酸化炭素が満たしつつあったのです。ふと横を見ると、全員はいつくばりながらも腕立て伏せのような姿勢になって、呼吸の動線を確保しようとしています。「もう、今すぐ起きあがりたい」という気持ちなのに、そういうときに限っておねえさん(長門美雪さんでした)のあおりが長い。「死にかけました」としみじみ語っていました。

    • 二部冒頭、拉致されて何やら嬉しそうな牧野さん。左下に成り行きを見守るレッドターボの佐藤健太さんがいるのがポイントです
      二部冒頭、拉致されて何やら嬉しそうな牧野さん。左下に成り行きを見守るレッドターボの佐藤健太さんがいるのがポイントです
    • 華麗な殺陣、早すぎて写真で伝わりません(苦笑)
      華麗な殺陣、早すぎて写真で伝わりません(苦笑)

     第二部冒頭では、客席にいる林潔さんがグリーンだよズの面をつけて乱入し、ヒーローショーのおにいさんを演じる喜八さんに「この会場を占拠した」と宣言。全く打ち合わせなしに、客席の牧野美千子さんを拉致したところに、由紀さんが颯爽(さっそう)と登場して林さんを叩(たた)きのめすヒロインショーも実施しました。東映アクションクラブのTシャツを仕込んできた喜八さんが、「謎のマッサージ師」にしか見えないとか、林さんが開演前から緊張して無口になっていたとか、由紀さんの忍者装束が私の私物のため、ピンクだとか、色々突っ込みどころはありましたが、面白かったでしょ? もちろん、お約束の「ヒロイン正拳付き」は今回もありました。この日は、美千子さん、田中澄子さん、大石麻衣さんに加え、フーミン役だった久保田香織さんも登場し、大喝采を浴びていました。

     その後、マスクマン時代のレアなお写真を見ながら、ヒーロー席も交えて、色々なお話しに花が咲きました。由紀さんはこの日のために、なんと東映特撮ファンクラブに入会して予習、のつもりが「面白い作品がありすぎて、龍騎とか全話見ちゃって」とのこと。熱くいTTFCの魅力を語っておられました。東映さん、ここにいますよ、TTFC大使にぴったりの人材!! なお、予習の成果で、記憶がわりと鮮明な由紀さんに対し、ヒーロー席で、まるでお父さんのようにドキドキしながらこの日の永田祭を見守ってくれたレッドマスクの海津亮介さんは、何を聞いても「覚えていない」「さっぱり記憶がありません」で、30周年の年にいささか不安になった党首でした。

    • 3人で歌うマスクマンチーム
      3人で歌うマスクマンチーム
    • 何やらとっても楽しそうです
      何やらとっても楽しそうです

     楽しい時間はあっという間で、最後は海津さんと、ややぐだぐだした(笑)変身からの、久保田さんも加わってのマスクマン大合唱。そして、次回は7月21日、バイオマンのイエローフォー、田中澄子さんにつながりました。こちらも楽しみです。

    • 打ち上げの最後に全員で
      打ち上げの最後に全員で

     今週はもう一回、更新しますよ!!

    2017年05月24日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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