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    心ほっこり 2代目イエローフォー「田中祭」

    • 軽快なトークを繰り広げる澄子さん
      軽快なトークを繰り広げる澄子さん

     温かな時間でした。バイオマンの2代目イエローフォーの田中澄子さんのイベント「田中祭」でした。

     私の横には澄子さん、そしてヒーロー席には、ピンクファイブの牧野美千子さん、イエローマスクの永田由紀さん、チェンジフェニックスの大石麻衣さんらヒロインと、フーミンの久保田香織さんやピーボの野本奈穂子さんとか、キャット2の菊池香理さんとかイエローフォー中の人の辻井啓嗣さんとか、シャリバンの渡洋史さんとか、グリーンフラッシュの植村喜八郎さんとか、レッドワンの坂元亮介さん、ダイナブルーの卯木浩二さん、レッドターボの佐藤健太さん、ヒドラー兵などなんでも来いの林潔さんとか、もう何が何だかわからないくらいヒーロー(と敵)がぎっしり詰まっています。この夜の新宿は、きっと世界で一番安全だったと思います(笑)。

    • 牧野さんと二人で熱唱
      牧野さんと二人で熱唱

     まずは、「球技が苦手だった」という澄子さんの意外な少女時代からお話をスタート。運動は得意だったそうですが、ドッジボールをはじめ、すべての球技が苦手。野球なんかも「とんでもない」という、当時の運動神経抜群ガールにしてはとても珍しい特性の持ち主だと思います。バレエ(踊る方ね)は好きで習っていたそうですが、バレー(タマ)は嫌いなんだとか。「球技」→タマという発想で、いきなり「キュータマダンシング」を見せて頂きました。

     部活も、だから中学では運動系ではなく、なんと「ぬいぐるみ部」だったそうです。「スミマセン、そのぬいぐるみというのは、着る……?」と、「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」という言葉を頭にちらつかせながら、アホな質問をしたのは党首でして、もちろん、この場合のぬいぐるみは、手の平サイズのクマさんとか、ウサギさんを作る、手芸の方のぬいぐるみでした。今でも手芸はお好きで、色々作られるそうです。

     芸能活動に特に興味はなかった澄子さんですが、高校時代に見たNHKの朝のニュースが人生を変えます。これ、私も覚えています。午前8時前後のニュースで、京都からの生中継で、真田広之さんが、天守閣だか塔だかから飛び降りる場面をやったんですよ。これで、JAC(ジャパンアクションクラブ、現在はジャパンアクションエンタープライズ)にはまってしまった澄子さん、絶対にJACを受けようと決意します。

     当時は名古屋に住んでいましたが、学年テストの前日に行われたJACのオーディションに参加、見事勝ち抜きます。ちなみに、特技披露でバレエを披露したときに、志穂美悦子さんが、隣にいる真田さんに「きれいね」と言ってくれたことがいまだに忘れられない人生の宝物なのだとか。これ、よくわかりますわ~。

     無事にJACに合格はしたのですが、当時、まだ高校1年生です。相談したところ、休暇中の合宿にだけ参加して、通常のトレーニングには行かない「保留」の制度が適用されることになり、JACに保留で入ります(笑)。そんな話をうかがいながら、ヒーロー席の牧野さんと2人で、超電子バイオマン挿入歌の「セクシャル・レディ」を歌っていただいたのですが、一部ラストにして、2人、感極まって号泣し始める。早いよ(笑)。

    • 喜八劇場では、JACジャージに三つ編み姿で
      喜八劇場では、JACジャージに三つ編み姿で
    • 愛の正拳突き
      愛の正拳突き

     第二部は、喜八先生が登場しての「喜八劇場」からスタート。回を重ねるごとにパワーアップするこの喜八劇場。今回もヒロイン4人に私まで加わっての、「愛の正拳突き」を行いました。ちなみに、私たち5人、実はほとんど年齢も同じで子供の頃の話をしていても「あ、それあるあるぅー」ということが多くて、他人とは思えない関係。そこで、今年の秋に、この5人で「特撮美熟女部祭」をきっと行うことになると思います。楽しみにしていらしてください。興味のある方は「特撮美熟女部」って3回早口で言えるように今から練習しておいてください(笑)。

    • 熱演です
      熱演です

     それまで、澄子さんのJAC入りに、半信半疑だったお母さまでしたが、高校2年の冬、家族で行ったスキー旅行が大きな転機となりました。偶然、同じホテルに千葉真一さんご一行様が宿泊されており、千葉さんがお母さまと話をしてくださったのだそうです。千葉さんが「JACは青少年育成のために行っている」と言ったことが決め手となり、高校卒業後、上京してJACに入ることになります。

    • バイオマン!
      バイオマン!

     そして、JACで「練習がきつくて箸の上げ下げも出来ない(腕の筋肉が痛いから)」ようなきつい練習に取り組んでいたある日、突然バイオマンのイエローフォーになることが決まってしまいました。それまでの演技経験といえば、宇宙刑事シャリバンでの大学生役くらい。何が何だかわからないうちに、「オジサンたち」に山野愛子美容室に連れて行かれ、なぜか髪形は三つ編みになり、ちょうど、アニーのパンチラがブーム(?)を巻き起こしていたことから、ミニスカートの衣装が決まります。本人に選択権はなく、「やめてくれ~」と思いながら流されていったそうですが、何よりも、大人たちの中に入って仕事をするのが大変なのでとても緊張したのだそうです。

    • 3人で変身です
      3人で変身です
    • 野本さん、辻井さんも一緒に
      野本さん、辻井さんも一緒に

     そんな澄子さんを励ましてくれたのは、レッドの坂元さん。「すごくやさしかった」そうです。牧野さんも、「もう、同じ新人の人が来てくれるのはすっごくうれしい」というわけで大喜び。それでもなかなかうまくいかない現場でのお芝居のお仕事。

     私、これが、今年聞いた中で一番いい話のような気がするのですが、そんな時、夜、わざわざ電話(固定の時代ですよ)をかけてきてくれて、色々とアドバイスをくれたのが、同期で一足先にシャリバンで主演をはっていた渡さんだったんだそうです。ヒーロー席の渡さんに話をふると「え? そんなことありましたっけ」と、とぼけるところも素敵(すてき)。打ち上げで「見直しましたよ~」といったところ、「じゃあ今まで何だと思っていたんだよ~」と逆襲されましたけれど。でも、とっても素敵な話だし、スマホの時代のメールならいざ知らず、固定電話に何回も電話をするなんて、なかなかやれることではありません。そんなお二人が歌うシャリバンのOPもとっても素敵でした。

    • 打ち上げで記念撮影
      打ち上げで記念撮影

     そして続く「青春ハリケーン」の歌に、渡さん、喜八さん、林さんが、ノリノリで歌詞カードも見ずに合唱していたのも、何とも言えないものがありました。

     最後は、坂元さんが登場し、澄子さん、牧野さんで変身からの主題歌の大合唱で田中祭は幕を閉じました。

     次回は10月27日、ダイナブルーの卯木さんのお祭りとなります。きっとアクション満載、だと思う。

    2017年07月28日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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