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    影山さんが、姿長官が…奇跡の連続「光るオーラの30年祭」

    • 3人でのなごやかトーク
      3人でのなごやかトーク

     きっと、人智を超えた「オーラパワー」が働いたのだと思っています。光戦隊マスクマンの放送から30年たつのを記念して、「光るオーラの30年祭」は、奇跡の連続でした。

     主役は、レッドマスク・タケル役の海津亮介、ブラックマスク・ケンタ役の草刈滉一さん、イエローマスク・ハルカ役の永田由紀さん。3人が会場を1周して舞台に上がると、場内は大盛り上がりです。

     赤祭ではおとなしい海津さんも、この日はどちらかというとつっこみ役。イベントに向けてDVDを見直したそうですが「(相手役の)美緒がいくら地底人でも、いきなりマンホールのフタをあけて登場するのはどうなの?」「おまけに裸足(はだし)」「そこにギターケースを持っている俺が、ケースあけると赤い靴が出てくるというのもどうなの?」と30年越しの疑問をぶつけ、お客さんを爆笑させていました。

     草刈さんは、実はその前にフラッシュマンのオーディションを受けて落ちていたため「フラッシュマン崩れ」と言われていたという秘話を初披露。マスクマンで受かってその名前にピリオドを打てたのがよかった、と言っておられたわりには、「覚えていない」「え? それ俺?」の連発でした。どこの戦隊にも、必ず1人はいるので、党首はもう全然驚きません。

     由紀ちゃんは、実はイエローマスク役ではなく、フーミン役でオーディションを受けていたという、これまたマル秘エピソードを教えてくれました。故・長石多可男監督の鶴の一声で、ハルカ役に決まったそうで、長石さんには、大感謝、とのことでした。

     前半のゲストは「悪の陣営」。

     フーミン役の久保田香織さん、オヨブー役の岡本美登さん、バラバ役の志賀圭二郎さん、そして、盗賊騎士キロスに思いを寄せるエリー役だった柴田時江ちゃんが登場しました。

    • 久保田さんはピンクのスカーフをまいて登場
      久保田さんはピンクのスカーフをまいて登場
    • 岡本さん登場
      岡本さん登場

     久保田さんは、あの衣装を思わせるショッキングピンクのスカーフ(しかも自作してくださった!)を巻いて登場。あの頃はJACの若手だったので、トランポリンを運ぶなどの雑用もこなさなくてはならず、あの衣装で動き回っていたことを懐かしそうに話されていました。岡本さんのマスクは、顔の型をとってぴったりに作られたもの。歯医者さんで使うようなものを使って、顔の型をとるのですが、「俺、その日風邪ひいてて(せき)が出そうになっちゃって」と岡本さん。でも顔は固定されているので、全身で大暴れした思い出があるんだとか。

    • バラバも登壇!
      バラバも登壇!
    • 時江ちゃんも楽しそう
      時江ちゃんも楽しそう

    • 歌まで披露してくれた志賀さん
      歌まで披露してくれた志賀さん

     そこに登場した志賀さんも交え「俺たち、チューブ仲間ですよね」という話になりましたが、誰かにばっさり「でも、志賀さん、裏切ったじゃないですか」と切り捨てられていたな。切るといえば、あの武器は、途中だんだん大きくなっていって扱いがとても大変だったのだそうです。志賀さんは、岡本さんからのリクエストで「涙を拭いて」を一節、歌ってくださいました。なんてお得なイベント(笑)。

     ゲストヒロインというより、バイオマン、チェンジマンと登場していて、戦隊常連ヒロインという感じの時江ちゃんは、「戦隊は常につらいことをさせられる」と断言。エリーの時は「全身緑のピーターパンみたいな姿で」「カエルのような格好に宙づりされていて大変だった」と思い出を語っていました。

     休憩を挟み、第2部では、主役の3人が、映画版のマスクマンのオープニングを再現です。映画の冒頭、5人が「ショットボンバー全力集中」に合わせてダンスをするのが、昨今の戦隊ダンスの先駆けと言われていて、それを再現してもらったのですが、まあ、打ち合わせから当日まで、3人、いや、海津さんと草刈さんのお2人からは、あの手この手で「難しい」「うまくいかないからやめたほうが」というメッセージが、毎日のように届きましたよ(笑)。でも、1回決めたら後退しない女、私(笑)。リハはグダグダでしたが、本番は、映画さながらに決まって、カッコよかったです。

    • 踊(らされ)る3人
      踊(らされ)る3人
    • 爆笑トークです
      爆笑トークです

    • お洒落で毒舌な諸田さん
      お洒落で毒舌な諸田さん
    • スーツアクターの皆さま
      スーツアクターの皆さま

     二部、最初のゲストは諸田敏監督。監督がうちのイベントに出てくださるのは、実は初めてでしたが、まあ、いい具合に適当で、毒舌で(笑)。当時は助監督だったそうですが、色々なお話をしてくださいました。中でも、ヘリで空撮した時のエピソードが秀逸。命綱をつけ、カメラを構える「アクションカメラマン」いのくままさおさん。カメラマンにありがちなことですが、カメラを構えると性格が変わり、ヘリは、乗客がこぼれ落ちそうなほど機体を傾けているのに、「もっと降りて、もっと下に!」と叫び続けたと。しかし、それ以上降りると危険で、ついには諸田さんが「ここで撮れ!」と怒鳴(どな)ったとか。面白い話が多すぎて、ぜひ、またお迎えしたいです。

     続いて、マスクマンでスーツアクターを務めた新堀和男さん、的場耕二さん、喜多川務さん、蜂須賀祐一さんが登場。ここでは、オープニング映像撮影のため、新宿の高層ビルの屋上の「フチ」に立った秘話が飛び出しました。ほんの20センチほどの幅のところに立って、ヘリが来るのを待つのですが、たまたまその日が「1年に1日くらいしかない、天気もよく風もない日」(ビル管理の人の話)だったそうです。それでも、やはり立っているのは相当恐ろしい。それなのに、連絡用の無線からは「もっと前へ!」とか言ってくる。「落ちるよ」とは的場さんの談。でも、こんなに恐ろしい経験をしたのに、新堀さんは「覚えてないなあ」と。喜多川さんに至っては「25メートルを超えれば、跳べ、と言われないのでむしろ安心」と。うう、何かがおかしい、この人たち。

     ピンクを演じた蜂須賀さんは、マスクマンは面が小さくて肩幅が広く見えるのが、あまり気に入らなかったそうです。ここに、永田さんが預かってきたイエローマスクのスーツアクターだった赤田昌人さんからのメッセージも届けられ、会場にはすすり泣く人の姿も見られました。

     さて、ここからすごい勢いで奇跡が起きます。

     現在JAM Projectのツアーで超多忙な、影山ヒロノブさんが、プラスワンに降臨です!!

     実は、影さんのスケジュールがここだけ空いていたため、異例の金曜夜開催となったのです。主題歌歌手と主演俳優でありながら、当時は会ったことがなかったという影さんと海津さん。同じステージにいるというのは初という歴史的な出来事です。影山さんには、無理を聞いていただき、しかもリハーサルでも、私たち出演者やスタッフの「聞きたい」モードに応え、全曲フルに歌ってくださり、本当にありがとうございました。

    • 奇跡の主題歌披露です
      奇跡の主題歌披露です
    • 影山さんも笑顔!
      影山さんも笑顔!

     影さんは、レコーディングの時の秘話も話しながら、OP主題歌、ED主題歌に加え、なんと人気の高い「オーラに輝けグレートファイブ」も歌ってくださいました。もう感涙。だって、30年前に放送を見ていた時には、誰もこんな日が、タケルの横に影山さんが立って主題歌を歌ってくれる日が来るなんて、思わなかったよね!? 私もぐっときましたが、お客さんで大号泣している人、いっぱいいましたね。

    • ノリノリです
      ノリノリです
    • タケルと主題歌シンガーというレアなショット
      タケルと主題歌シンガーというレアなショット

     本当に「君に出会えてよかった」を具現化したような場面で、全員の気持ちが一つになった瞬間でした。

     ところで、その影山さん、来年1月に自伝的な本を出されます。版元が中央公論新社ということもあり(読売新聞の系列です)、党首が編集協力として、執筆をお手伝いしております。この日、イベントで感動した皆さんも、今このレポを読んでぐっときたあなたも、ぜひぜひ、本が出た暁には、買ってくださいね。ちなみに、1月初旬発売のはずですが、11月半ば現在、党首、絶賛執筆中(笑)。ひいいいいいい。

     影山さんだけでも奇跡だと思うでしょ?

     またまだ終わりません。

    • 姿長官見参
      姿長官見参
    • トークは和やかに
      トークは和やかに

     次に登場してくださったのは……、姿長官役の谷隼人さんです!

     谷さんは、登場するや、昔出演されていた「キイハンター」の歌を歌うという大サービスです。

     今でも、地方に行くとよく「長官」と言われるのだそうです。それがとても(うれ)しいとのこと。「子供番組と思って適当にする役者もいるんだけど、自分はそうしなかった。真剣に取り組んで本当によかった」と話してくださいました。ファンとして、とても嬉しい言葉でした。谷さんのようなベテラン役者さんが、そういう姿勢で取り組んでくださったからこそ、私たちの心に焼き付く、そういう素晴らしいマスクマンになったのだと思います。谷さん、もし「マスクマン30YEARS AFTER」をやることになったら「お客さまが求めてくださるならぜひ、やりたい」とも言ってくださいました。そして、3人のマスクマンたちの現在を、あれこれ気遣ってくださってもいました。楽屋で、私ごときにも「彼らをよろしくお願いします」と頭を下げてくださったのですよ。

     30年の時を経て、出会うことができた姿長官は、思い出の中にいる姿長官そのもので、夢のようでした。

     最後は、3人の変身からの、4人のスーツアクターさんプラス由紀ちゃんでの名乗り。そして、影山さんに再び登場していただいての「マスクマン」大合唱でイベントは幕を閉じました。

    • 変身からの
      変身からの

    • レッドマスク
      レッドマスク

    • ブラックマスク
      ブラックマスク
    • ブルーマスク
      ブルーマスク

    • イエローマスク
      イエローマスク
    • ピンクマスク
      ピンクマスク

    • 光戦隊マスクマン!
      光戦隊マスクマン!

     当日は、舞台の回しで頭が爆発していたのだけれど、1週間近くが経った今、「ほんと、いいイベントだった」という思いでいっぱいです。最後の挨拶(あいさつ)で、由紀ちゃんが「いつかは賀奈子も探して5人で必ず」と言って流した涙、決して忘れないと思います。

    • 由紀ちゃんの涙
      由紀ちゃんの涙
    • 皆で大合唱の大団円
      皆で大合唱の大団円

     そして、そんな感動冷めやらぬうちに、今週土曜は「特撮美熟女部祭」。昭和ヒロインに加え、平成ヒロインもいっぱい登場します。皆様のお越しをお待ちしております。

    2017年11月16日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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