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    パワーに脱帽、水木一郎さんデビュー50周年

     皆様、あけましておめでとうございます。

     今年もよろしくお願いします!

     日本特撮党的に1月といえば、これですよ、これ! 水木一郎さんのバースデーライブがなければ、特撮ファン、アニソン・ファンともに、年が明けません。今年はなんと水木さんが歌手デビュー50周年を迎えられるめでたい年ということもあり、我がよみうり大手町ホールにて2日間連続ライブを開催していただきました!

    【すごかった、その1】

    • (最初の)しっとりスタートしたライブ
      (最初の)しっとりスタートしたライブ

     なんといっても、2日間で60曲近い曲数を歌いきる水木さんのパワーに脱帽です。歌手生活50周年、そして7日がお誕生日の水木さんは、今年、「ラッキーが十分な年」を迎えられました(ご本人があまり数字に触れたくないようなので……笑)。それでも、初日の1曲目の、歌手デビュー曲「君にささげる僕の歌」から2日目のラストソング「マジンガーZ INFINITYバージョン」まで、全く疲れも衰えも感じさせない艶のある歌声。そのパワーはすごい、いや、すごいなんて安直な言葉では片づけられない、神懸かったものすら感じさせられるライブでした。

    【すごかった、その2】

     この日、50周年のお祝いということで、水木さんから来場者全員に配られたのが、水木さんの顔を練り込んだ金太郎(あめ)ならぬ、「アニキ飴」。ちゃんとした伝統製法で作られた飴だけに、一つ一つ微妙に表情の違うアニキの顔が出ているんです。

    • 熱唱する水木さん
      熱唱する水木さん

     さて、なぜ金太郎飴か。その心は、「50年間のどこを切っても俺が出てくる」ということなのだそうです。確かに、生まれた年や場所によって年数は違うでしょうけれど、物心ついてから今日まで、アニキの歌はずっと私たちに寄り添ってきてくれたことが、歌を聴いているとよくわかります。だいたい時系列で歌が並べられた初日は特に、歌を聴きながらいろいろなことを思い出していました。

     私は、「セタップ!仮面ライダーX」から「はるかなる愛にかけて」までの仮面ライダーソングメドレーに、初めて買ってもらったドーナツ盤のレコードを毎日毎日すり切れるほど聴いていたことや、初めて撮影所に行った14歳の頃のことなどが頭に思い浮かびました。あの頃、まさか自分がこうして、アニキのライブをホールのプロデューサーとして袖で見守ることになるとは…。

     本当に、水木さんと同じ時代に生を受けた私たちは、幸せだと思います。

    • ボイジャーの2人と歌う水木さん
      ボイジャーの2人と歌う水木さん

     また、初日と言えば、アニソンではありませんが、フランク・シナトラの「Strangers in the night」を中盤で、歌われたのが素晴らしかった。水木さんはもちろんアニソン・シンガーとして有名ですが、こういう歌を歌っても何とも言えない味わいがある。名人は何を歌ってもうまいんだな、ということがよくわかります。

     こういう歌やアニソンの中でもジャズアレンジに向いている歌を集めたライブ、ぜひやってほしいです。そのときには必ずや、「ルパン三世愛のテーマ」で私が踊ります(爆)。

     ゲストのボイジャーと歌ったウルトラマンオーブやゼロの主題歌も、迫力満点でした!

    【すごかった、その3】

     2日目は「マジンガースペシャル」。2日間とも、ロビーにはインフィニティバージョンのマジンガーZの胸像が置かれ、撮影自由という大盤振る舞い。2日目には舞台上にもマジンガー像が鎮座しました。

    • ステージ中央にマジンガーが
      ステージ中央にマジンガーが
    • 堀江さんの熱唱
      堀江さんの熱唱

    • マジンガーを紹介する水木さん
      マジンガーを紹介する水木さん

     そして、水木さんが歌う歌も、ゲストの堀江美都子さんが歌う歌も、全部マジンガーZ、グレートマジンガーの歌です。私は日本特撮党党首というくらいですから、アニメはまったく不案内。まだ女子向けアニメは多少家族で見ていましたが、ロボットアニメとなるとスーパー門外漢です。でも、そんな私が、すごく楽しんでしまったのがこのマジンガースペシャルライブでした。

    • 宙明先生もうれしそう
      宙明先生もうれしそう

     全ての歌がマジンガーなのに(笑)、1曲1曲曲調が違って面白いのです。さながら音楽の実験場のようなバラエティーの豊かさ。アニソンのすごさがそこには凝縮されていたような気がします。堀江さんの突き抜ける歌声も超人的で、舞台裏にいらした渡辺宙明先生がものすごく喜んでいらっしゃったのが印象的でした。

    • なごやかに進んだトークコーナー
      なごやかに進んだトークコーナー

     この日は私にも試練があり、水木さんと、13日に公開された映画「マジンガーZ INFINITY」のプロデューサーお二人のトークパートのコーナー司会を、急きょやることになったのです。特撮党党首、砂地が水を吸う勢いで、日本のロボットアニメについて学びましたよ、4時間で(笑)。でも、制作サイドがどれほど水木さんの歌を求めていたか、そしてオファーを受けた水木さんが、ただ普通に歌うのではなく、時代の空気を取り込んだ新たな歌にするためにどれほど工夫をされたか、そんなお話を聞かせていただくことができたのではないか、と自負しております。遅ればせながら、私もマジンガーの映画を見に行こう、と思うくらいには、影響されました(笑)。

    • ノリノリで歌う水木さん
      ノリノリで歌う水木さん
    • 皆で「ゼーット」で記念撮影
      皆で「ゼーット」で記念撮影

    【これは始まりにすぎない】

     水木さんいわく、「これは50周年イヤーの始まり」とのこと。これからの1年、いろいろなことを考えていられるようです。微力ながら、素晴らしい50周年を作っていくためのお手伝いができたら、と思っております。

    2018年01月17日 14時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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