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「愛妻の日」を制定 山名清隆さん47◆見栄や照れ、捨てよう アルファベットの「I(あい)」と数字の「31(さい)」にかけ、1月31日を「愛妻の日」と制定した。「男の帰宅大作戦」と題し、この日を「午後8時までに帰宅し、妻に『ありがとう』と言う日に」と活動を進める。 「捨ててみるミエ、テレ、タテマエ、セケンテー」など、愛妻家の「てみる5原則」を定めて賛同を呼びかけている。目標は夫100万人の参加だ。 今年の当日は、「愛妻家の聖地」と宣言している嬬恋村で、結婚当時に式を挙げられなかった夫婦へのプレゼント結婚式やカップル限定のゴンドラ運行などのイベントも村民と共催した。 ◇ 活動のきっかけは、意外にも離婚経験だ。勤務先でイベントなどの企画・PRの業務に没頭し、帰宅は連日深夜。そうした中、5年前に前妻から「何で私と向き合ってくれないの」と、三行り半を突きつけられた。 「仕事で妻に認められたい」との思いが打ち破られ、自信を喪失した。その時、励ましのメールをくれたのが現在の妻・貴美子さん(44)。「夫が稼ぐから、妻は家庭で我慢するべきという考え方は間違っていた。妻が第1で仕事は第2」。再婚と同時に考えを180度変えた。趣味で続けていた同村での週末農業仲間から「愛妻家」と呼ばれ始めた。 そんな時、日本武尊(やまとたけるのみこと)が妻への恋しい思いを叫んだとの伝説が村名の由来と知った。妻と「周りを幸せにする夫婦になろう」と誓い、2004年11月、「日本愛妻家協会」を設立し、村に総本部を置いた。 ◇ インターネット上を中心に展開した活動は海外メディアからも注目を浴び、村や観光関係者らも06年1月「愛妻家聖地委員会」を立ち上げた。同年9月には、妻への愛の言葉を絶叫する「キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ」と題したイベントを初めて共催した。 離婚当時の勤務先は辞めて企画業として独立し、地球温暖化防止のための全国的イベント「打ち水大作戦」では、仕掛け役として企画参加。同年6月には会社化した。 「みんなの手で地球の温度さえも下げられる。百万人の男が8時に帰って一斉に妻に感謝を伝えれば、世の中ちょっとは平和になると思いませんか」(田島大志)
【メモ】 川崎市高津区在住。日本愛妻家協会では事務局長を務め、自らの企画会社では、広告会社と連携して中央官庁のイベント企画や広報などを行う。妻と2人暮らし。趣味は妻とゴルフや温泉に出かけること。協会のホームページは、http://www.aisaika.org/ (2007年2月5日 読売新聞)
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