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「浅井学園」補助金疑惑 <59>新理事長・学長が会見 (2006年2月14日)

「私的流用返還求める」

写真:写真説明
会見する鈴木新理事長(左)と遠藤新学長
 国の補助金不正受給が発覚した札幌市の学校法人「浅井学園」の鈴木弘泰新理事長(71)と、大学・短大の遠藤知恵子新学長(65)が13日、同市の北海道教育庁で就任後初の記者会見を開き、鈴木理事長は、浅井幹夫前理事長・学長による学園経費の私的流用について、返還を求めていく意向を明らかにした。校名の変更も検討するという。

 鈴木理事長は、「端的な私的流用だったのかどうか、全容が把握できていない」と慎重に言葉を選びながらも、「スタンスとしては、父母の方に申し訳なく、返してもらいたいと思っている」と語った。

 また、幼稚園などを経営する「北海道浅井学園」名義で登記されている浅井前理事長の自宅は、「学校施設としてふさわしくなければ、処分して学園の財源にするのが適正」と語った。

 一方、「浅井学園」の名称変更について、遠藤学長は「学内のワーキンググループで、広く公募する方向で検討している」として、近く変更の可否について判断が示されるとの見通しを示した。ただ、「今のままで良いという意見もある」ため、仮に変更方針が定まっても、今年度中の新名称決定は難しいとした。

 一連の問題について、鈴木理事長は「個々の職員が常識的な対応をしていれば、防げたことも多い」とし、遠藤学長は「学園に来て3年弱だが、情報が共有されない事務局と教授会に違和感を感じていた」と述べた。こうした点を受け、鈴木理事長は、コンプライアンス(法令順守)についての職員向けマニュアルを作ったことも明らかにした。

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