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「浅井学園」補助金疑惑 <79>浅井被告、車リース交渉指示 (2006年3月26日)

学園経費横領 関与の職員証言

 札幌市の学校法人「浅井学園」の前理事長・浅井幹夫被告(57)(背任罪で起訴済み)ら3人が、学園経費から横領した約387万円を、私的に使う乗用車2台のリース料に充てていたとして北海道警に逮捕された事件で、車選びをした学園傘下の専門学校職員が読売新聞の取材に25日までに応じ、浅井被告から車種や色などを細かく指示されていたことを証言した。調べに対し、浅井被告は「関係していない」と否認しているが、道警もこの職員から契約の経緯を聞いている。

 この職員は自動車販売の経験があり、学園の公用車も選定したことがあった。今回の件では、2001年初め、浅井被告から電話で「車が欲しい」と言われ、3社ほどからカタログを取り寄せたという。

 職員は取材に対し、「浅井前理事長から色やオプションなどを細かく指示された上で、自動車販売店との交渉に当たった」と証言。また、「見積もりを取るよう指示されただけで、使用者や目的は知らなかった。契約まではかかわっておらず、リースにしていたことすら知らなかった」と話している。

 道警の調べなどによると、三菱自動車の「ランサー・セディアワゴン」をリースする際、同年2月上旬から、この職員と札幌市の自動車販売店との間で交渉が始まった。販売店の担当者によると、職員は「学園の取引先が使う」と話していたという。

 さらに、職員からは車種や色を指定されたほか、スタッドレスタイヤとスパイクタイヤ4本ずつと、約12万円の特殊なライトを付けることも依頼されたという。その後の交渉は再逮捕された建設会社社長、酒出信二被告(36)が職員から引き継ぎ、同年3月に契約・納車している。

 この職員はリース契約が終了したもう1台のクライスラー社製「ジープ」を、04年12月に学園のグループ会社から購入しているが、「浅井前理事長から、いらない車があるので買わないかと言われただけ」と話している。

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