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田中知事VS滋賀・豊郷町長 知事公舎取り壊し巡り(2月20日)

 解体か保存かが社会問題化した滋賀県豊郷町の豊郷小校舎の問題に絡み、大野和三郎町長は十九日、田中知事が、大正時代に建てられた長野市内の公舎に入居していない点について、「(校舎保存を支持する発言との)矛盾が感じられる」として、説明を求める質問状を知事あてにファクスで送った。

 知事が今月十五日、地元住民団体の招きで同町を訪問し、豊郷小グラウンドで「あるものを大事に使うことで校舎は新しい財産になる」などと講演したことを踏まえたもの。

 質問状は、取り壊しを予定している公舎と結びつけ、「どうして古き良き知事公舎で生活しないのか」と皮肉っており、おひざ元に乗り込んで校舎保存を支持する発言をした知事に、町長がかみついた格好だ。

 知事は十九日夕、質問状に対し、「知事公舎は家族で住むことを前提に建設されたものであるため、単身者である私が住むにはふさわしくない。私は自らの費用で、マンションを住まいとしている」との返事を、町長あてにファクスした。

 長野市南長野にある知事公舎は一九二〇(大正九)年の建築。県は、新年度当初予算案の中に、解体費やその後の駐車場整備費など、あわせて約五千万円を計上している。

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