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<39>ネクストエナジー・アンド・リソース 伊藤敦社長(06・5・16)

自然エネルギーのリサイクル “日の出の勢い”太陽光発電 

写真:写真説明
 環境問題への意識の高まりで、自然エネルギーが注目されている。ネクストエナジー・アンド・リソース(本社・駒ヶ根市)は2003年に生まれた新しい会社だが、太陽光、水力を利用した発電装置の販売などで急速に売り上げを伸ばしている。中でも太陽光発電装置のリサイクル事業は、先駆的だと注目されている。伊藤敦社長(37)に聞いた。(聞き手・千歳誠祥)

 ――会社の事業内容は

 太陽光や水力、風力といった自然エネルギーのみを扱っており、全国でも珍しい会社だと自負している。中心は太陽光発電装置の販売で、家庭用、産業用ともに扱っている。水力発電は、水路のような少ない水量でも発電できる装置を大町市と飯田市で設置した。小型の風力発電装置が大阪府や兵庫県で設置された際にも設計などにかかわった。

 ――設立のきっかけは

 建設会社の役員だったが、環境には興味があった。建設業が安定していた時代には、環境関連を事業化するのは難しかったが、公共事業が急速に減り、会社と相談して設立を決めた。

 ――太陽光発電が好調だ

 リサイクルも含め、売り上げのほとんどを占める。個人住宅向けが多いが、製造業など大規模な法人で導入が増えてきた。環境管理システムの国際規格「ISO14001」取得のため、二酸化炭素排出量を減らしたいが、どうしても削減しきれない企業にニーズがある。個人用は、ここ10年間で価格が下がったことが大きい。高級外車並みだったのが、国産車並みの値段になった。売上高は今年6月期の予測は約8000万円だが、来年同月期は2〜3億円になる見通しだ。

 ――太陽光発電装置のリサイクルが注目されている

 太陽光発電装置の寿命は住宅よりも長い。住宅の取り壊しなどにともない、中古品が大量に出る可能性が高い。リサイクルにニーズがあると思い、始めた。昨年10月から買い取りを始め、整備した上で今年1月から中古品を販売している。1月は発電パネル約20枚が半月で売り切れた。これまでパネル約100枚を販売した。将来は20億円を売り上げる可能性がある。

          ◇ 

 【社長の経歴】駒ヶ根市中沢出身。飯田長姫高校卒。飯田市内の建設会社を経て、駒ヶ根市内の建設会社「丸福久保田組」に入社。現在も取締役土木本部長を務める。2003年、自身も出資して「ネクストエナジー・アンド・リソース」を設立し、社長に就任した。

 【会社の概要】従業員6人。資本金1000万円。2005年度6月期売上高1970万円。本社のほか、駒ヶ根市赤穂にショールーム「エナジー・テラス」、大阪府枚方市に営業所を構える。

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