【学校自慢】 「ミニコミ誌『伝信柱』」 新潟市立湊小 (05/2/5)
100%手作り 町の見所紹介
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B5判8ページの自信作。4人ずつ班に分かれ、1ページを担当する |
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小路散策ルート、駄菓子屋の人気商品ベスト3、名物銭湯を経営する夫婦へのインタビュー……。昔ながらの町並みが残る新潟市の下町(しもまち)地区の見所を紹介するこの冊子を手に取れば、ふらりと散歩に出掛けてみたくなる。
無料のミニコミ誌「伝信柱」を昨年十一月から月一回発行するのは、二十八人の五年生。家々をつないで電気を送る電信柱にちなんだタイトルには、「人とのつながりを大切にしたい」との思いが込められている。
今年度の五年生の総合学習テーマは「湊下町大発見」。研究成果をどんな形で発表するかを話し合い、ミニコミ誌を発行することに。編集会議で班ごとに記事の内容を決め、取材のために町へ飛び出す。銭湯の掃除や店頭での販売などを体験しながら、経営の苦労や喜びなど生の声を集めた。
月刊誌の発行に携わる編集者からアドバイスを受け、下書きやレイアウト、校正、印刷などすべての工程を児童が行う。まさに100%手作りの紙面。コピーして一枚ずつはり付けたカラー写真がほほえましい。
人が集まる施設の責任者と交渉し、朱鷺(とき)メッセ、NEXT21、地元のコンビニ、図書館などに百二十部置いてもらい、街頭でも二百部を配布した。特集した店の経営者から「ありがとう」のメールをもらい、笹井青空さん(11)は「うれしい。下町のことをもっといろんな人に知ってもらえたら」と声を弾ませた。
担任の井口昭夫教諭は「地域の人たちとキャッチボールしながら、一つのものを作り上げていく喜びを実感しているようだ」と目を細める。「伝信柱」は二月まで計四冊発行する予定だ。