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ジャパン・ワールドワイド社長 ニール・ライリー氏 32(06/1/25)

湯沢に外国人客を

写真:写真説明
 外国人客や日本駐在の欧米人らを呼び込もうと、新潟有数の観光地・湯沢町に旅行会社を設立したのは2005年4月。オンラインでホテルの宿泊が予約できるシステムを導入したほか、ホテルや飲食店などを案内する翻訳業務も展開する。「湯沢を理解してもらい、この地域をマーケティング(市場調査)したい」と、滑らかな日本語で抱負を語る。

 イギリスのダービー出身。12年前、ニューカッスル大3年の時、交換留学で福岡大へ。日本の政治、特に田中角栄元首相に関心を持ち、ゆかりの湯沢町を訪れた。「新幹線があって東京に近く、多様なスキーリゾート、国際的なホテル、和風な宿泊施設と、素晴らしいインフラがある」とすっかり魅せられた。

 外資系金融会社の東京支店に勤務していた約2年前、会社設立に向けた準備を本格化させた。地元に根付こうと、04年11月には住民登録を済ませ、日本人社員を募集して畑違いの観光産業に飛び込んだ。

 「外国人にとって日本といえば、京都観光や東京での買い物ばかりで、スノーカントリーという意識はない。でも、スキーパスは米国の半値で、ランチも欧米よりずっと安い。こんな魅力を海外に発信できないか」

 昨年12月にはJR越後湯沢駅西口に、世界各国のビールをそろえた「ボトルバー」をオープン。衛星放送でサッカーを観戦したり、ビリヤードを楽しんだりできる。湯沢に国際的な側面を取り入れようという新たな一手でもある。

 「グリーンシーズンを含め、年間5000人の観光客を迎えたい」と意気込む。毎日入るという温泉は大のお気に入りで、「もう東京には住めない」。すっかり地元に溶け込んでいる。

(植)

 【ジャパン・ワールドワイド】▽湯沢町湯沢2448、松月ビル2階▽2005年4月設立▽資本金2510万円▽社員3人

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