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 県の東北端に位置する、人口約1600人の西粟倉村は今年、県外から新しい村民を迎えようとしている。村は昨年末、都市住民に向け「田舎暮らしをしながら、働いてみませんか」と呼びかける事業を始め、現地で研修を受ける内定者も決めた。総面積(約58平方キロ)の95%を占める、森林という〈村の宝〉を生かす森林作業や木工デザイナー、エコツアーの企画・運営という3種の仕事を用意。村は合併の道を選ばず歩み続けて、今年119年を迎える。ここに生きる人々、住んでみようという人の思いに触れた。

 村民募集の事業を進める村雇用対策協議会は11月下旬、神戸、大阪で説明会を開いた。集まったのは両会場で40人。20〜50歳代の働き盛りの男女13人が面接を受けた。内定者は1月中旬から約3か月の研修がある。仕事だけでなく、村民との交流会も。働きぶり、村との“相性”を見て、春に村民として迎えられる。

 仕掛け人の一人、村総務企画課長補佐の関正治さん(50)は「放っておいたら過疎が進むだけ。村に住んでもらうため、雇用の場を作りたい」と言う。

 和気町で〈助け合いの町づくり〉を進めようと結成された町民劇団「和気・清麻呂座」が、活動の輪を広げている。2006年3月に和気、佐伯の旧両町が合併。両方の住民が劇団に参加する。新町に一体感を生み、地域おこしにつなげるのが目的だ。運営費は町の補助の年間10万円だけ。メンバーが役割分担しながら舞台道具を手作りし、脚本や音楽も自作する。昨年8月の初演で、熱演が町民の心を打ち、メンバーも増えた。2月に4回目を公演、新作もでき、12月には和気の名物にしようと、第1回演劇祭を開く。 (1月11日)[全文へ]

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