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女性ばかりの金属加工工場極細の穴から未来
夕闇が迫る中、仕事を終えて、小1の娘と3歳の息子を連れて家路につく山本雅代さん(33)。息子の出産後、ハローワークで紹介された。「家事と両立できるのが魅力」という
穴が開けられた金属。最小0.09ミリまで可能で、自動車などの部品になる。作業は細かく、根気がいる
約60平方メートルの事務所兼作業場には、機器や工具が所狭しと並ぶ。社員5人全員に子どもがおり、子どもの急病などで欠勤しても、カバーできるよう担当を決めていない
電極の放電で穴を開ける機器を、丹念に調整する塩谷恵美さん(30)。3歳の娘を育てながら、働き始めて約2年がたつ。同じ作業でも一つひとつ異なる過程に、ものづくりの面白さがあるといい、「若い人が子どもを産んでも働ける社会になれば」と願う
中小企業が立ち並ぶ東大阪市に、社員が女性だけの金属加工会社がある。 髪の毛ほどの太さの穴を開ける「エストロラボ」で、屋号は「細穴屋(ほそあなや)」。 創業は4年前。穴一つから受注を請け負い、取引先は全国約300社に上るという。 不況で受注が減っているだけに、「10年以内には他業種に挑戦したい」と、東山香子社長(37)は意気込む。(写真部 関口寛人) (2010年2月21日 読売新聞)
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