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≪5≫ RAGFAIRの引地、加納、加藤さん(2007年8月8日)

若者よ 行動起こそう

写真:写真説明
 加納孝政さん(30)「川越市出身で今でも実家に帰る。埼玉は東京にも近く、住みやすいと思う。埼玉大学時代は24時間オープンな大学で歌の練習をしていた。夜11時に始めて翌朝帰るとか」

 引地洋輔さん(29)「大宮駅や武蔵浦和駅の構内でも練習した。今だったら怒られそうだけど、当時は誰も近寄ってこないから練習できた」

 加藤慶之さん(29)「ストリートライブをやった大宮駅のデッキは、大宮を訪ねるたびにのぞいてみたくなる。あそこで、色々な人と出会い、イベントのお誘いも受け、人脈が広がった」

 引地さん「埼玉のメリットは、同業者やライバルが少ないこと。目立つ。埼玉の若い人はそれを意識したらいいんじゃないかな」

 加納さん「音楽や文化は東京中心。埼玉はライブハウスが少ない」

 加藤さん「埼大時代は家で歌うと近所迷惑になるので、大学近くの羽根倉橋まで自転車で行って練習した。自然の中で大声で練習できて気持ち良かった」

 引地さん「東京だったら、幹線道路の近くじゃないと、大声は出せない」

 加納さん「埼玉は若い人が多い★と言われているが、県外から入ってきた人が多いのでは。色々な県の人が集まり、新しい何かが生まれる。伝統にこだわるのではなく、隣人と話すことから何かが生まれるのではないか。都内に住むようになって、それが埼玉の良さだと思うようになった」

 引地さん「知事選に若い人が立候補するのもいい。若い世代が何かを作り出せるはず。結構スゴイ数が集まるんじゃないか。埼玉のことを盛り上げようって。参院選にお年寄りが立候補するのをテレビで見た。若者に主役を譲ってもいいと思った」

 加藤さん「埼玉は東京に比べて遊べる場所が少ない。その分、人と接することが、埼大時代の楽しみだった。刺激を受けたければ、東京にすぐ出ることもできた。せかせかと生きるのではなく、自分のペースでできるのが埼玉の強みだ」

 加納さん「文化面でも埼玉の人がどんどん、色々な舞台で活躍するようになると、活気が出てくるのではないかな。若い人たちが力を合わせてイベントをやってもいい。まずは行動を起こすことが大事だ」

 【RAG FAIR(ラグフェア)】 関東の大学のアカペラサークルメンバーらで1999年に結成。2001年12月にメジャーデビュー、02年には紅白歌合戦に出場。メンバー6人のうち、引地洋輔(写真左)、加納孝政(同中央)、加藤慶之(同右)の3人が埼玉大卒。

  ★若者の多い県 2005年の国勢調査では、県民の平均年齢は41・8歳。沖縄、愛知、滋賀に次いで4番目に若い。15〜64歳の生産年齢人口の県人口に占める割合は69・4%で全国トップ。将来高齢化が進むことが予想され、県の政策は高齢化社会対応型が目立つ。若い世代が活躍する場や生活しやすい環境の確保も求められる。

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