妖怪イベント大盛況 八日市(8月24日)
肝試し、夏の思い出に
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肝試しコースで待ち受けていたお化けに驚く子どもたち |
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“妖怪(ようかい)”をテーマにした催し「八日市は妖怪地」(八日市商工会議所主催)が、同市松尾町の延命公園で開かれた。地元の若手商店主らのアイデア満載のイベントで、子どもから大人まで夏の夜のひとときを楽しんだ。
妖怪にちなんだ町おこしに取り組む若手商店主のグループ「ほない会」の約二十人が企画。「肝試しプロジェクト」と、地元に伝わる不思議な伝承を調べる「妖怪探究」の二班を作り、四月から準備を進めてきた。当日の八日はボランティア約六十人も運営に参加した。
目玉企画の肝試しは午後六時三十分に開始。小中学生ら約二百人が参加し、四―五人のグループで手を握りあい出発。日が落ちた公園内の山道を、ちょうちんで照らしながら歩き、天狗(てんぐ)やろくろ首が出没する度「キャー」という叫び声を上げていた。
野外ステージでは、市内の妖怪スポットをスライドで上映する「妖怪地ミステリーツアー」や、九十九ある市内の老人会から集めた不思議な話を落語家らが語る「妖怪地百物語」が行われ、来場者は興味深そうに聞いていた。
手作りのイベントは大好評。肝試しに挑戦した市立御園小四年安村友加里さん(9)(同市今代町)は「お化けがたくさん出て怖かったけれど、面白い。来年は高学年向けのコースに挑戦したい」と張り切り、友達四人と参加した市立船岡中二年の松下未来さん(13)(同市三津屋町)は「夏休みのいい思い出になった」と喜んだ。中学生らを引率して来た同市教委適応指導教室指導員の木村建太さん(22)は「イベントを運営するのは大変だと思うが、ぜひ来年もやってほしい」と期待する。
イベントは来年も開催。実行委員長の茶販売業堤吉男さん(44)は「楽しんでもらえたと手ごたえを感じた。今年は町おこしの第一歩。地元の伝統を大切にしながら、八日市の名前を全国に広めていきたい」と話している。